シンパチです。

これまでに、いろんな製品が発表されて発売され、そして、変化を伴って改良され、そして、そのいくつかはなくなっていきました。

なくなっていった理由として、別の物で代用されたり、そもそも、社会から必要なくなったりと、理由は様々です。

ここで、この改良に関して、ちょっと考えてみましょう。

改良とは、読んで字のごとく、”良く改める”という意味です。

ということで、操作性や機能アップということが、その内容になります。

そして、それに追加して、機能追加と言う項目も、含まれるでしょう。

機能追加とは、現バージョンにはなかった便利な機能を追加するというのが、通常でしょう。

しかし、世の製品をよくよく見ると、改良に改良を加えたおかげで、使いにくくなったものが、多いのではないでしょうか。

例えば、テレビのリモコンなんかは、その最たるものだと思います。

必要以上のボタンが、付加されていると思う人は、私だけではないでしょう。

ボタンが増えすぎて、どのボタンを操作してよいか反対に分からなくなってきていたりします。

高齢者にとっては、電源、チャンネル、ボリューム以外は、使わない、使えないという人が、ほとんどだと思います。

近年、若者のテレビ離れを考えると完全に逆行した形に変わっているように思います。

これは、もはや進化ではなく、退化といっても、よいかもしれません。

その点、アップルの製品などは、機能は追加されていたりしますが、ボタンは、逆に減ってきています。

もし、製品のバージョンアップを考えているようであれば、機能削減も、是非、検討するようにしてみましょう。

この機能削減が、他社との差別化につながるかもしれません。