シンパチです。

もう20年くらい前の話ですが、アメリカ人たちと5年くらい仕事をしたことが、ありました。

多い時には、毎月、アメリカに行ったり、来てもらったりしていました。

そのため、英会話の習得のためNOVAにも、通っていました。

そんな中で、感じたことあれこれをここで、書いてみようと思います。

まず、無口な人が英会話を学んでいるとします。

彼は英会話を勉強しているから、通訳をやってもらおうと思っても、考え直したほうが、良いかもしれません。

無口な人は、英会話を学んだから、雄弁になるということは、ありません。

無口なのは、性格なので、変わりません。

また、日本語でも説明が下手な人は、英語になったら、分かりやすく話せるかというと、やはりそんなことは、ありません。

説明が下手な人は、外国語になったところで、やはり、それは、変わりません。

このあたりは、性格や特徴なので、別の言語だから変わるということは、ありません。

反対にこんなこともありました。

アメリカ人と話す場合は、Yes, Noを最初に、結果を最初に言ってから、話すべきです。

日本人は、どうしても、結論を後にいう傾向があるので、それは気を付けておく必要があります。

私の友人がアメリカに2年ほど、駐在していました。

そこで慣れたころにアメリカ人の部下から言われたこととして、こんなことがありました。いうように

”以前は、はっきり話をしてくれていたのに、近頃は何が言いたいのか、分からないときがある”

というのです。

どういうことかというと、まだ英会話に慣れていないときには、正確に伝えようと、まず結論を言って、それを説明していたわけです。

しかし、英会話に慣れてくると、日本語のように、結論を後でいうことが出来るようになってきたので、自然と結論を後で言うようになってしまったことによって起きたことでした。

外国人と話をするときは、言葉だけでなく、そういったルールみたいなものも、気を付ける必要がありますね。