シンパチです。
今の世の中、ソフトウェアは多岐にわたり、いろんなアプリケーションがリリースされるようになりました。
以前のソフトウェアは、他の商品と同じく、製品を完成させ、流通に流して、店舗で購入というものでした。
もちろん、そういった売り方がなくなったわけでは、ありません。
しかし、ほとんどのアプリは、現在、インターネットからダウンロードするというのが、通常になってきました。
製品にするとなると、流通に出すために、製造数を決定し、生産して、在庫を抱えなければならなくなります。
しかし、ダウンロードとなると、そう言ったリスクは、ほとんどなくなります。
そういった、リスクマネジメントをするためにも、ソフトウェアの販売は、ダウンロードがメインになってきました。
今では、ゲームも音楽も、ダウンロードで手に入るようになってきたのも、そういった理由だと思います。
そして、もう一つ大事なことが、完成させずともリリース出来るということです。
以前のCDで販売していたようなゲームソフトは、リリースしたゲームに不具合が発生して遊べないというような致命的なバグが発生した場合、一旦、世間に出したソフトを回収して、修正版と交換しないといけないという会社の危機になるほどの対応が必要でした。
しかし、現代のようにダウンロードしたソフトウェアは、不具合のみならず、新しい機能追加も、アップデートという形で、修正版を提供することが、出来るようになったわけです。
今までは、リリースするための不具合チェックのためには、莫大なコストがかかっていました。
しかし、アップデートできるということで、その工程にコストをそれほどかけなくても、よくなりました。
そして、それだけではありません。
開発の途中で、ベータ版として、リリースして、市場の様子を見るということも、可能になりました。
もし、見向きもされないのでやれば、開発費を最小限に抑えて、やめることが出来ます。
また、ユーザの要望に合わせた修正を行うことだって、出来るわけです。
なので、ソフトウェアをリリースする場合は、開発途中でリリースするということを、考えてみるようにしましょう。
p.s. ソフトウェア以外でも、似たような対応を出来ることは、ありますので、自分たちが、同じように出来ないかも、考えてみてはいかがでしょう。