シンパチです。

先日、遅ればせながら、映画「7つの会議」を見てきました。

個人的に、池井戸潤の作品は好きで、本を購入したり、ドラマを見たりしています。

中小企業が、大手企業に立ち向かい、勝利を得るというストーリーは、とても、すっきりした気持ちにしてくれますね。

しかし、この「7つの会議」は、そういったサクセスストーリーとは、ちょっと違っていました。

あまり、ここで書いてしまうとネタバレになってしまうので、詳細やストーリーに絡むことは、省きます。

しかし、ここで書かれているのは、どこの組織でも、抱えている問題をうまく描かれていると思いました。

小さければあまり大きな問題にならないことも、大企業になればなるほど、重くのしかかってくるなと感じました。

誰でも、失敗や過ちを犯してしまったら、正直に話しにくいものです。

しかし、それを黙っていることで、問題がどんどん大きくなってしまうということは、多々あります。

大きくなればなるほど、言いづらくなってしまい、どんどん言い出せなくなってしまい

最後には、解決できないほどに膨らんでしまい、バレてしまうなんてことは、私自身の周りでも、経験したことがあります。

そういった意味で、大きな圧力を上から与えていると、言える雰囲気というのは、作れません。

良いことも悪いことも、言いやすい環境がなければ、話せません。

なので、常々そういった環境にしていく努力をしましょう。

まず、何か問題になっても、怒らない。

怒るとしたら、言わなかったことに対して出会って、失敗や過ちに対して怒ってはいけません。

人間誰でも失敗、過ちは犯します。

勿論、2度も3度も同じ過ちを犯すようでは、問題ですが、基本、それに対して怒ってはいけません。

怒るのは、報告しなかったことに絞るべきです。

で、問題が大きくなる前に、話せる雰囲気を常に作っておきましょう。

そのためには、常に部下とじっくり話をする時間を持つことです。

そのじっくり腹を割って話をする時間が、大きな問題を起こさない、一番の方法だと思います。