シンパチです。
テレビも、今や8k時代になろうとしています。
勿論、8kで見ると綺麗に映し出される映像もあるでしょう。
しかし、ほとんどの映像は、8kの解像度は必要ない映像だと思います。
もちろん、アナログから、地デジに変わった時には、綺麗になったという印象でした。
その後の進化も、素晴らしいものだと思います。
しかし、アナログから地デジに変わったときのような、感激を私は、感じませんでした。
人間の認知度の問題だと思います。
アナログから地デジの変化は誰にでも分かりますが、2kから4k、4kから8kとなるとその違いを理解するのには、かなりの目の精度を上げる必要があるんだと思います。
私が携わっていたゲームの世界でも、そうです。
ファミコンから、スーパーファミコンになった時は、衝撃が大きかったと思います。
プレステ1から2に変わった時でも、衝撃はあったでしょう。
しかし、プレステ3になると、映像や音声での感激はそれほど感じなかったんではないでしょうか?
技術も低いレベルの時には、その技術アップを目の当たりにして、誰でも飛びつきたく感じます。
しかし、技術が進んでいき、頭打ちになる、もしくは、人間の識別能力を超えてしまうと、それほど魅力あるものには、ならないということだと思います。
任天堂が、技術の進歩ではなく、使いやすさのほうに、シフトしていったのは、そのあたりもあってだと思います。
技術で勝負するときには、今現代の技術がどのあたりに位置するのかを考える必要があると思います。
p.s. 技術で勝負するビジネスも、技術以外のところに気を配る必要があるということでしょうね。