シンパチです。
店舗を経営していると棚の配置というものは、気を使うことだと思います。
特に、新製品で売り出したい上品は、店の前面で、そして、一番目立つところに並べたりするでしょう。
例えば、本屋を考えていましょう。
現在、殆どの本が、雑誌は、雑誌コーナーで、カテゴリー毎に並べています。
また、単行本などになると出版社向けに分かれているものが多いですよね。
しかし、それだと読みたいジャンルなどは、その出版社の棚ごとで探す必要があります。
例えば、今年人気になっている時代劇の大河ドラマ「西どん」
西郷隆盛の生涯をドラマ化した、秀作ですよね。
NHKが発行する解説書などは、コーナーを取って、並べてあるところがほとんどのように思われます。
しかし、西郷隆盛の単行本を読みたいと思った人は、やはり、それぞれの出版社の棚ごとに探す必要があります。
もし、この「西どん」が、人気があるということで、勝負をかけたいと思ったら
西郷隆盛のコーナーを別途作ってみてはいかがでしょうか?
そうすると「西どん」で、気になっているものが、すべて見られることになります。
そこで、店主のお勧めだとか、店主の意見をそれぞれに書いておくと、ますます興味が沸くと思います。
場合によっては、全部、買ってくれる人もいるかもしれません。
また、近くに関連の本として、大久保利通、木戸孝允、坂本龍馬などの本も、置いてあれば、そちらにも、手が出る可能性も、あがると思います。
ぜひ、店に来る客のニーズに沿った、それでいて、他店がやっていない棚配置を考えてみてはいかがでしょう。