シンパチです。

あるヒット商品を作成したとします。

その商品が、ある程度、浸透するまでは、その商品を改良して、新しいバージョンを出すべきではありません。

なぜなら、新しいバージョンが、次々出るとなると、また新しいものが出るだろうと思われ、新しいバージョンを待つユーザーが、出てきます。

そうなっては、折角つかみ掛けてユーザーを逃してしまう行為になるので、避けるようにするのが、よい判断でしょう。

では、どのようなタイミングで、バージョンアップ版を出すべきでしょうか?

それは、商品の性格にもよりますが、ある程度、ユーザーが慣れてきたころ、飽きてきたころというのが、よいタイミングだと思います。

もちろん、ユーザーによって、タイミングが違いますが、より濃いユーザーにターゲットは合わせたほうがよいと思います。

後、バージョンアップに関しては、考えておかないといけないことがあります。

そもそもバージョンアップというものは、現在所有しているユーザーが、対象ということを忘れないようにしなければいけません。

その所有しているユーザーに新しいものを提供するというのが、通常です。

新規の客を新しいバージョンから、買ってもらうというのは、至難の業です。

とても、特徴的な内容を付加するか、価格をかなり下げて、手に入れやすくするかしか、基本的には、ないと思います。

ヒット商品だから、バージョンアップ版も大々的に出したいという気持ちは、分かりますが、そのあたりのことを十分考えて、機能、タイミング、価格を検討してリリースするようにしましょう。

ヒット商品を生み出すのは、至難の業ですが、そのヒット商品をどのような形で存続させるかも、重要な課題です。

ヒット商品を生み出した場合は、十分考えて、育てていきましょう。