シンパチです。

Windowsが、最初にリリースされた時から、ゲームの「マイン・スイーパー」と「ソリティア」が、ついていました。

それまでのOSは、MS-DOSのようなテキストのみの画面でした。

 

なので、、基本、キーボードのみの操作で、それまでは、行うのが普通でした。

 

しかし、グラフィカルなGUIのOSになって、アイコンをクリックする仕組みが中心となりました。

では、なぜ、「ソリティア」みたいなゲームが入っていたのでしょうか?

 ・購入を更に促すためには、ゲームが入っていたほうが、よいから?

 ・開発スタッフが、ゲームを作りたかったから?

いろんなことが、考えられるし、そういった理由もあったかもしれません。

しかし、実は本当の理由は、それらではなかったようです。

では、本当になぜ?

それは、ユーザのインターフェースの練習のために付属されていたとのこと。

今までは、キーボードを叩くだけの操作だったパソコンです。

しかし、Windowsになって、マウスがメインのインターフェースとするとなると、上下左右の動きとクリックだけでなく、ダブル・クリックやドラッグ&ドロップなどの操作も不自由なく使えるようにならなければ、ならないというのが理由なんです。

これらの操作を実業務でやろうとすると失敗する可能性が高く、いきなり業務に支障をきたし、パソコン嫌いになってしまう可能性が高いと考えられたようです。

しかし、気軽にこれらのゲームを触ることで、自然とダブル・クリックやドラッグ&ドロップを身につけることが出来、快適にパソコンを使えるようにみんながなりました。

そういった配慮もあり、Windowsは、これだけ普及することが、できたんでしょうね。

p.s. パソコンが出た当初は、キーボード恐怖症みたいなことを言う人がいましたが、今は全く聞かなくなりましたね。