シンパチです。

まだ個人的なチームに過ぎなかったマイクロソフトが、IBMのOS制作を携わることになりまし
た。

その開発におけるエピソードも興味深いのですが、今回は割愛します。

で、当時の家電業界というかIT業界は、技術の公開は、真似やコピーを招くのでありえない話でした。

しかし、天下のIBMに対して、まだ若干19歳の若者ビル・ゲイツが、説き伏せてOSのアクセス方法を公開することになったんです。

説き伏せたビル・ゲイツもすごいですが、それを聞き入れたIBMもすごいですね。

それにより、OSのMS-DOSを利用したアプリケーションが、多くの会社から発売され、IBMも、マイクロソフトも、大成功を収めました。

それが、今のマイクロソフトのWindows, グーグルのAndroid, アップルのiOSでも、普通になっ
ています。

Linuxなどは、それを超えてオープンソースとして、自由に閲覧、使用が可能になっています。

もちろん、他に真似されたり、コピーされることのリスクは、ありますが、時には、ある程度の
情報公開が、多大な成功を引き込むことになるよい例だと思います。

一部でもよいから、すばらしい技術を公開することで、新しい販路が見つかるかもしれません。

ぜひ、考えてみてください。

p.s. 当時のソフトウェアは、ハードウェア技術者が管理していました。

  今では、ソフトウェアとハードウェアって、発想が違うので、公開することで、ソフトウェ
アの世界が十二分に広げられたんだと思います。