知人のライフコーチ、林忠之さんが本を出しました。
林さんとは半年間、出版を目指して同じ釜の飯を食った仲です。
超イケメン(元モデルだったそうな・・・)で物腰柔らか、まるで私と正反対(笑)
そんな林さんが、世の中の多くの迷える人を救いたい!
と情熱をかけて書いたのがこの小説です。
世界でたった一人の自分を幸せにする方法/林忠之
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私は、直近で読んだのが「下町ロケット」というくらい
小説は読まないので、林さんの本が久々の小説でした。
なので実は少々身構えていたのですが、本書は林さん曰く
「98分で読める」とのこと。
これは林さんがいつも行っているコーチングセッション2回分の
時間だそうです。つまりは、実際にコーチングを受けるくらいの
感じで読めてしまうのだ、と。
しかしながら、実際に読みだすとこれがまた止まらなくなりまして、
私は一気に読み終えてしまいました。
小説なのでネタバレにならないよう紹介しますが、
主人公のたった7日間の行動が人生を変えてしまう、
という物語です。
どこにでもいる、自分の人生に不安と不満を抱えている人が
自ら人生を切り開けるようになっていく。
そんな、心に響く考えさせられる内容です。
舞台はフィリピンで、本の中で使われている写真は
もしかしたら林さんが撮ったものなのかも。
その写真が非常に文章とマッチしていて印象的です。
普段まったく小説を読まない私が心に残った言葉は次のようなものでした。 - 手に入らないと嘆く前に、それを受け取るにふさわしい自分かどうか、
自分を客観視することを忘れちゃいけない。 - 「やりたいこと」っていうのは、「手に入れたいもの」と「与えたいもの」って
二種類あるのか・・・・・・。この両方のバランスが大事なのかもしれない。 - この世界には「不幸だと言っている人」と、
「幸せだと言っている人」がいるだけだ。
誰しも抱えているであろう「不安」というものを取り除けるのは、
結局は自分しか無い。でも、そうなるためには自分を変えるしかない。
本書はそう伝えているような気がします。
「あとがきのあとがき」は、あまりに林さんの思いが強すぎるような気もしますが、
それは私が個人的に林さんの生き様を知っているからかもしれません。
そういう先入観がない人は、間違いなく、
本書を読んだら感動して涙することでしょう。
さすがの私も、ラストの主人公と親のやり取りにはグッときましたからね。。。
ということで、感動が伝わる、そして行動しようという気持ちを
奮い立たせる一冊です。
私も久々に心が洗われた気がします。是非ご一読を。- 世界でたった一人の自分を幸せにする方法/林忠之
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*題名はホッテントリメーカーで作りました。
- 世界でたった一人の自分を幸せにする方法/林忠之