毎日暑いですね。


完全に夏バテしている今日この頃です。


2年前に受けた股関節唇損傷縫合手術


この2年


さまざまなリハビリを行なってきました。


基本は運動療法ですが


ステロイド注射、トリガーポイント注射、鍼、ショックマスターなどなど…


結果から言うとどれも有効打にはならなかったです。


やっぱり股関節唇損傷の痛みを克服するには股関節周囲の筋肉を鍛えて関節の負担を減らすしかないのかなと思います。


でも


厄介なことに股関節周囲の筋肉を鍛えるっていうのは本当に難しい



リハの先生からも


そしてインターネットで目にする著名人の記事も



臀筋群を鍛えることが股関節痛克服の鍵だと言うのですが…



その臀筋群を鍛えるって…



股関節唇損傷した人にとってはとても難しいと思います。



その運動の形だけを覚えて実践しても、臀筋に刺激は入らない


イコール


リハビリとして効果がないってことです。



そして、臀筋が使われない代わりに働くのが大腿筋膜張筋や縫工筋



この筋肉が過剰に使われることで、さらに股関節前面に違和感が増大する負の連鎖に…



私の場合は術後一年半ぐらい



この負のスパイラルに陥りました。



決してリハの先生やインターネットに書いてあることは間違いではなく、臀筋を鍛えることはとても重要なのですが




2年経って股関節の状態が上向いているから感じるのですが



重傷者には臀筋トレーニングを主としてメニューが組まれるのは違うのではないかと思います。


また臀筋のストレッチもそうです。


股関節前面に強い違和感があると臀筋のストレッチをしても伸びを感じられない



股関節痛になってからというもの


何かにすがりたい気持ちがすごく強くなり


私の場合はリハの先生とのやりとりで印象というか…


かたまった思考になってしまったことが



あともう少し臀筋に筋肉がついたら痛みがおさまるのに…


と言われた言葉が脳裏に残り


毎日必死に


臀筋のトレーニングを行いました



でも効果はなかった



使いたくても使えない臀筋



なぜ臀筋がうまく使えないのか



リハビリの効果を高めるために勉強しました。



そして一つの記事を目にして


思い切ってこれまでやってきたこと全てをやめようと決心して


違うリハビリ方法に変えました。


術後一年半過ぎたところでした。