朝、ブログを投稿して仕事に出かけ、そして帰社すると1枚のFAXが。
文面には、父の思い出と神舞についての書かれてあり、そして「ブログにコメントできないので。又、FAXします」とあります。

私の気持ちとしては、この文面をありのままに記載できればいいのですが、できません。
文書中に、「懐かしい神舞が、何故に祝島の宮戸八幡宮を阻害して行うのか。本当の神舞ってなんでしょう」と書いてます。
私個人としては、神舞が訳あって嫌いと言ってきましたが(参考ブログ記事)、上関原発誘致以降の現在の神舞行事は、確かに祝島の宮戸八幡宮は排除して、大分より神主を呼び行っているみたいです。理由は、宮戸八幡宮宮司の原発誘致賛成の意向に対しての排除と聞いてます。
 

現在も、島の賛成派は神舞に参加していないとのことですが、というより、参加させないのです。
反対で組織する神舞だからです。
寄付をすれば、祭りが終わった後に、返される。
島に家々に張り巡らされる縄と御幣は、賛成派だけ、なぜか張られません。
以前、島の皆でやろうという話が、賛成派と神舞のリーダーで話したそうで、その際、昔のように島の氏神様である宮戸八幡宮が挙行することを呼び掛けたら、神舞のリーダーは、その意見を無視して、反対派だけの祭りを続けています。
そういえば、定期船に置いてある祝島のパンフレットは神舞奉賛会が作っていますが、そこには宮戸八幡宮はどこにも載っていません!
こんな矛盾した祭りが、今の神舞ですよ!
リーダーのある人は、テレビの神舞取材で「私は原発に中立です」と発言したことから、反対派から相当デモられたそうです。
四年に一度の神舞ですが、賛成の人は、四年ごとに悲しい思いをするのを、皆さん、分かってください。


私は、公的立場の人は、原発問題のような民意事柄には意思表示をすべきではないとの考えです。
だとすると、当然にお寺の場合も同じと思いますが、賛成と意思表示をしたお寺の住職はなぜか排除されてません。何か釈然としませんが・・・。

話を元に戻しましょう
神舞を心から、愛し、信じ、敬う、ならば祝島の真のリーダーは原発問題に左右されることなく勇気を持って導くことです。
全ての島民が腹から笑い、過去を流せるような神舞が実行できたならば、これこそ神が与えてくれた神舞ではないでしょうか。

関係者の方々、どうか勇気を持ってチロリロー、リ、チャンチャン、この神舞の音が耳から55年間離れずトラウマになっている私し、タケボーと島を愛してやまない多くの祝島のDNAをもって各地にて頑張っている人達に感激を与えませんか。
他人より重い荷物を運ばされるのは辛いけど、軽い荷物を運んだ人より体は辛さに耐えられ心は心地よい疲れとともに安らぎます。

怨みにゆるに徳を以てす