日の休みに、妻と二人で過ごしていた時に「なにか映画でも見るか!?」というテンションになり物色してみた。

条件
1.日本語
​2.やや重めの内容
3.二人ともまだ見てない

 

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ピエール瀧

 

思わず「なんで??」とツッコミが来た。

「だって、ピエール滝は大体くらーい映画に出演していることが多いだろ??」

とは言ったものの、確証はない。はっきり言って、多分絶対そんなことはない!

と思っていたが、結構重めの物も多数出演されていた。意外と、蒼井優の作品やらちょいちょい出ているので検索して見てみると面白い。

タイトルも『怒り』である。重くないわけがない。願わくば宮崎あおいの名前も見えてしまい僕の決心はすぐについた。

作品の内容は三つのバラバラな人物の物語が群像劇のように繰り広げられていき。登場してくる三人のうちの誰かが、現在顔を整形して逃走している男”殺人犯“であろうという憶測を飛ばしながら見ていくハラハラストーリーだった。

三つともの主人公に当たる犯人疑惑の人物はそれぞれ、壮絶な過去やストーリーが展開されて、どの人間にフォーカスしても見どころのある話が繰り広げられる。

ただ、如何せん絶対に犯人こいつじゃん!!ていう役を森山未來が演じていて「きっと、と、言いつつも、こいつが犯人ってことはないだろう!」と裏をかいていた僕。

「実は、犯人は男だと思わせといて、この女が怪しい!!」

とにらんでいた、少ししか出て来てなかった女性が、最後の方にしっかりと登場

高畑充希じゃん!!

え??こんな最後の最後で高畑充希出てくるなんてよけい怪しい!!絶対そうだ!!犯人である男は実は女の顔に整形していたのだ!!!

と思っていた、

が!!!??

全然違った。

結局一番怪しい森山未來が犯人だった。

そりゃそうだ。沖縄のだれも住んでない島で魚肉ソーセージを食べながら登場した森山未來は絶対に怪しい!!に決まっているよね。

と。まぁ。予想は的中したものの、映画の内容は大満足。話も面白いし、後から実話ベースだと知ったので余計身震いがした。

役者さんの演技も全員見ごたえあるし、個人的には久しぶりに見た宮崎あおいちゃんは今でも激カワで萌えた。

森山未來の迫真の闘争シーンは、普通に危険なアクションシーン見たいになってて、裸足でガラスを割るは、水槽を破壊するは、崖から飛び降りながら猿のように逃げるは、一体どんな運動神経してるんだっと思った。スタントマン必須でしょ(笑)