導入

開始すぐセリフは無い。得体の知れないモンスターと、人影が闘う迫力のあるシーンで引き込む。何かの数字が『100』になると何かが起こることを大きく見せる。

 

(物語の始まり)

ナレーションで、メインキャラである霊幻を紹介する。霊幻のうさんくささ、能力の無さ、適当で調子のよい性格を説明している。霊(敵)が出現し、戦闘のクライマックスで主人公(モブ)を登場させ、モブとそれ以外のキャラクターとの圧倒的な力を視聴者に見せつける。

 

(始まりの続き)

モブの紹介が始まる。霊幻に言いくるめられ、利用される純朴なモブ。家族構成、学校での姿を描く。勉強もスポーツもできないモブだが、霊幻には頼りにされているようで、仕事に呼び出されている。

 

ーここで15分ー

 

(逆転が起こる)

二人は仕事の現場であるトンネルで、暴走族の地縛霊と対峙。弁明する霊のとどめを刺すよう命じる霊幻に対し、話を訊こうとするモブを描くことで優しさを際立たせている。戦いは終わったように見えたが、トンネルの奥にはさらに大きな悪霊の気配があった。

 

(結果)

モブは悪霊を倒した帰り道に、暴走族達の思い出の写真を拾ってきた。地縛霊にそれを見せると、地縛霊は満足して成仏していった。帰り道、待ち合わせして食事へ行く学生たちを横目に、モブは歳の離れた霊幻と待ち合わせラーメンを食べに行く。チャーシューの件でモブに対しても、視聴者に対しても、霊幻の小癪さを印象づけている。

 

 

 

 

※ネタバレ注意※

 

タイトル:モブサイコ100

 

■あらすじ

影山茂夫ことモブは、超能力を持つ意外は何の取り柄もない中学二年生。彼は自称・霊能力者、霊幻新隆に師事したが、詐欺師のような巧みな話術を操る霊幻に、安時給で日々除霊作業を手伝わされている。モブの弟、影山律は、モブとは正反対の才色兼備の少年で、超能力が使えなかった。兄に強い憧れと畏怖の念を抱く律の心に呼応したのか、ある時律の超能力が開花する。律の超能力を巡って世界征服を目指す組織、『爪(つめ)』の幹部たちが、影山兄弟に襲いかかる。ふたりは追い詰められるが、モブの師、霊幻新隆の助けにより難を逃れた。モブたちはこれから始まるであろう『爪』との戦いに備えるのであった。

 

〜公式あらすじ引用〜

何かが「100」になったとき、爆発する少年モブ。外見はいたって普通ーというよりむしろ地味。場の空気を読むのが苦手な彼は、実は強力な超能力の持ち主だった。
そんな彼の能力に目をつけ、次々と現れるニセ霊能力者に宗教団体、不良番長、謎の秘密組織・・・。フツーの青春を願うモブに、平穏な日は訪れるのか? 

 

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〜メモ〜

律の内容は書かれていない。霊幻も同様の扱い。

あくまで主人公はモブという書き方。

短く、先を想像させるタイプのあらすじ。

 

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1話 モブと霊幻の紹介。

登場:霊幻(主要)、モブ(主要)、モブの家族

 

2話 モブが人生に充実感を得ていないことを説明。

登場:のぞみちゃん、脳感電波部、生徒会、肉体改造部。

 

3話 モブの悩みに切り込む。初めて能力が暴走。

登場:めざと、エクボ(主要)

 

4話 ライバルの出現。

登場:律の詳細、不良たち、テル

 

5話 モブの哲学を説明。

 

6話 日常に変化が訪れる。

登場:神室、密裏、超能力者の子供達、『爪』の伏線