今年11歳になる娘。

週末に衝撃的な事を言われました。


夫と私の感覚の違いによるいざこざは

本来夫婦間でどうにかしなければならないのに

娘に関わる事象(主に発達凸凹対応の温度差)だと

娘のいる前で引き起こされる

パターンがあります。



この時は、

混雑する巨大ショッピングモールで

疲れやすい娘の希望のまわり方で

店を回ろうとする私と、

この日は息巻いてリードしようと

ハッスルする夫との間での

意見の食い違いがありました。


それに対して

夜、布団の中で

「今日のとーちゃんはどのタイミングで

機嫌が悪くなったんだ?」と

いう話題になりました。

思いあたるタイミングがわかり、

私も娘も納得し、

更にその原因を辿ると

冒頭の夫婦間の意見の食い違いによるものでした。


「こういうのって夫婦間の問題だから

 ◯◯を巻き込む方向に行ってしまうのは

 良くないね、ごめんね。」

と言う趣旨の話をしたら、娘、

「何で!?家族の問題じゃん!!」

と、ちょっと今までにない口調で

たしなめられました。


びっくりしてしまいました。


私は今まで娘を「叱る」と言うのが

なんか腑に落ちなくて

「けんか」と表現していました。

「こどもだから」「おとなだから」

もっと言うと

「おとこだから」「おんなだから」

とかと同じで

合ってるとか間違ってるとか

ないよね?

って類の話しです。


身体や体力の違い、

ある部分では経験の量により

個人差はあるし、

物理的にどうにもならない部分もあるけれど、

そういうもの以外は

上も下もないと言うか。


むしろこどもの方が余計な知識がなく

視点がよりピュアだし、オリジナルだと

感じています。


でも

「夫婦げんかをこどもにみせるな」は

世の中の風潮に合わせていました。


ですが娘からしたら、

「家族の問題なのに何で私は入れない?」

と思った様なのです。


娘と私、娘と夫、私と夫。

それぞれの組み合わせで問題が起きますが

何でそのひとつに参加出来ない?と。


私が「こどもだから」と思っている⋯よな、

善意みたいなヴェールに包んで。


各ご家族ご家庭によりけりだと思いますが、

我が家のパターンだと

確かにそこだけなんか変だなと思いました。


ヤングケアラーにならないか、

自分のはけ口になってないか、

そこは気を付けないとならないです。


でも娘は、自分と父親に似た部分があり、

そこがぶつかる部分だと

既にわかっていたりします。


母親の私に対しても。


発達が凸凹で

実年齢より遥かに幼い部分もありますが、

逆にかなり先に行く感覚がある部分もあります。


自分に振り回されて

苦しそうな娘ですが、

今回のあの娘なりの正論には

心底びっくりしました。


こういうのは

まだまだ日常にたくさんあって

小さな違和感を生んでいそう。


娘がその作業に

ちょっと今までとは違うかたちで

参加してきた感に

驚いた話でした。