Optometrist Dr. Sugimoto in LA -2ページ目

Optometrist Dr. Sugimoto in LA

LA近郊で開業しているオプトメトリストがお届けする
視力、視覚、眼の健康に関する情報

眼鏡は、見るための道具であり、見られるための小道具でもあります。

服や靴と同様に目的により使い分け、

それぞれの機能を把握して使うことが大事です。

見る為の道具としての機能を十分引き出すために制限されることもありますが、

その制限を充分理解したうえで自分らしさの演出が出来たら、

眼鏡をもっと楽しめるのではないでしょうか。


快適に眼鏡との付き合う為には

使用目的を理解することから始まるのかもしれません。

一般的に、加齢による変化により自動フォーカスの幅、

融通度は徐々に減少していきます。

生活の中で一定の距離のものだけを見続けることは少ないため

一つのレンズ度数での見え方に不便がでてきます。

そこで遠近両用という選択があるわけです。

遠くも近くも見えると聞くと、

20代の時のような見えかたを期待してしまうかもしれませんが、そうではありません。

眼鏡のレンズに関していえば、遠くがきちんと見える部分では近くは見づらくなり

近くが見やすい部分では遠くは見づらくなります。

そのため、多焦点遠近レンズの使い方を学ぶ必要があります。

目線だけを動かしていろいろな位置のものを見る方や

あごを上げ気味に見る癖のある方、

長時間コンピュータの画面を見続ける必要のある方などには

すべての距離を満遍なく見るタイプの遠近両用を

快適に使いこなすのは難しいかもしれません。

コンピューター使用環境の改善のひとつとして、

コンピューター専用の眼鏡使用もひとつの考えです。

何をどのように見たいのか、

見ることに対する要求の度合いなどの優先順位を考えて

メガネの処方度数やレンズタイプの相談をお勧めします。







※本稿の中で触れた記載は一般的な情報を提供することを目的としております。筆者は正確な情報を提供するよう心がけておりますが本稿の内容が正確であるか、完全であるか、また最新の情報であるかについてはケースによって変わってくる可能性があります。本稿の内容を利用される前には必ず専門家にご相談ください。

一度眼鏡を使ってしまうと離せなくなるので


眼鏡は使いません、と言う方がいらっしゃるようです。


快適に見ることを望んでいない、又は諦めるのであれば


一つの選択かもしれません。


ただ、言葉を変えれば眼鏡が離せなくなる心配があるということは


眼鏡による恩恵が大きいからだと思いませんか?



眼鏡は見ることを補助する道具です。


眼鏡を掛けることを薦める時は


何らかの効果があると判断された場合です。


見ることに不自由なしに生活できているので


必要が無いという方もいらっしゃるでしょう。



確かに、不自由をしていない見え方はあると思います。


見ることに対する要求度を下げているので


不自由を感じていないということもあります。



コンピューターや携帯で最新のものに使い慣れてしまうと


以前の旧式のものでは不自由を感じることがあると思いませんか?


新しい経験するまでは特に不自由を感じていなかったものが


新たな経験をすることにより物足らなさを感じてしまうように


眼鏡の補助により、より見えることを経験する事で


以前不自由を感じていなかった見え方に


物足らなさを感じることは考えられます。


眼鏡を掛けたからより見えなくなったというよりも


より見える状態の比較が出来たことにより


見づらさをより感じる可能性もあります。



少々見づらい時には無意識のうちに目を細めていたのが


眼鏡補助により目を細めないで見ることに慣れると


裸眼視力が落ちたように感じることもあるかもしれません。



何らかの理由で視力の低下が進んでいる場合は


眼鏡を掛けたからと言って進行が止まるわけではありませんから


眼鏡を作成した後でさらに見づらくなることもありえます。



見え方に変化がある場合はもちろん、


気にならなくても定期的な検診は大事だと思います。








※本稿の中で触れた記載は一般的な情報を提供することを目的としております。筆者は正確な情報を提供するよう心がけておりますが本稿の内容が正確であるか、完全であるか、また最新の情報であるかについてはケースによって変わってくる可能性があります。本稿の内容を利用される前には必ず専門家にご相談ください。

眼は右目と左目、二つで一つのものを見ます。


少し離れた所から同じものを見ることによりずれが生じ立体感へと繋がります。


二つの眼で一つの物を見る際、左右の情報が同じように鮮明である方が


これらの情報処理に対して有利だと考えられます。



眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正する時に


左右のレンズの度数をそろえるより


よりバランスの取れた見え方をする度数を選択する事が


機能を重視した場合重要になってきます。


とは言え、全ての人が左右寸分違わぬように見えるわけではありません。


右手と左手の形や大きさを比べてみるとわかると思いますが、


よくみると微妙に違います。


目に関しても微妙な差があること自体を異常とはいえないかもしれません。


しかし、屈折異常が原因で視力に差が出る場合は、


不同視や遠近感の問題を考慮した上で


なるべく左右の見え方を近づけることが望まれます。



左右の見え方に大きな差がある場合、その差を矯正しないまま見過ごしてしまうと


鮮明な情報を送らない事により


医学的弱視が引き起こされる可能性が高くなります。


また、何らかの理由で片眼の視力が落ちていると


眼をさらに怪我するリスクが10倍になるといわれています。



手と違い、目の機能は右と左が独立して働くというより


連動して働く機能が多いため、


バランスが崩れることによる機能の低下はより深刻と言えるかもしれません。


しかしながら、低下した機能なりに順応する場合もあり


いったん順応してしまうと本来のバランスが取れた状態に


再適応することが難しくなる事もあります。


一度、癖をつけてしまうとそれを治すのがなかなか難しいのと似ています。


順応自体は一つの解決法なのですが、


より高度の機能の修得が必要になった時に障害になるかもしれません。



片眼の視力に異常がなければ日々の生活で困ることは無いでしょう。


但し、両眼ともに異常がない状態と同じことが出来ているわけではないことは


確かなようです。