やっとはじまりました。どうぞごらんあれ
今月の転校生
プロローグ
チャイムが鳴った。担任が歩いてくる。
朝の会がはじまる。ざわざわとみんなそれぞれの教室に入った。
俺も教室に入り、席についた。
日直の奴が前にでてくる。
「起立、 これから朝の会をはじめます。」
いつもと何も変わらない一日がはじまる・・・
「おはようございます。」
日直が元気に言った。
「おはようございます。」
続けてクラス全員が言った。
このクラスは暗い。本当に暗い。というかテンションが低いというのか。
いつもやる気の無い「おはようございます」で始まり、いつも、やる気の無い「さようなら」で終わる。
入学したばかりのころはこんなんじゃ無かった。もっとハキハキしてた。
半年でクラスってこんなに変わってしまうものなのか?
「おはようございます!」
後ろで急に太い声が聞こえた。
その声は一番後ろの席から聞こえてきた。全員が振り返った。
そこには、大柄な男子生徒がいた。
俺の中学校は都会からちょっと離れた場所にある。
周りには、派遣会社やら○○省の宿舎やらたくさんの建物がある。
それともう一つ、
俺の中学校の生徒の9割は転校生である。
皆、転勤族なのだ。俺も5年前にここに引っ越してきた。
この地に5年いられるのも結構長い方らしい。
小学校の頃の友達で今も一緒なのは3,4人しかいない。
それくらい入れ替わりが激しいのだ。
一ヶ月に平均6,7人はくる。そして、6,7人くらい他の地に引越していく。
1学年は全部で、72人いる。ちょうど24人づつ3クラスある。
俺のクラスは1B。そして、5月から9月の間に転校してきたのが10人。他の県や町にいったのが11人いる。
そして、今日、また新たに一人転校してきた。
大柄で俺より少し大きい体、髪は伸びかけというところか。
俺はそいつの名札を見た。
「松橋(まつはし)・・・風雅(ふうが)・・・」
はい、第一回はここまで
次回いつ更新になるか分かりませんが
ま、見守っててください。
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