妊婦に優しい社会


きっと、日本もそれを目指しているでしょう。
「マタニティマーク」も大分浸透したかな?


ふと、思い出した事があって。


長男が小学3年生だったかな、2年生だったかな?
授業参観がありました。


その時、私は三男を妊娠中。
お腹も大きく、貧血もあり、立っているのが辛かった。


授業参観には、もちろん行きたいのだけれど、立っているのが辛いなぁ、なんて話を家でしていて。

「座れたら良いけど、無理よね〜」なんてボソッと。


授業参観には行くことにしました。
「どうしようもない時は、途中で帰るかもしれないけどごめんね。」と息子に前置きをして。



教室に入ると、「お母さん、ここ!」と椅子が用意されていました。


息子が先生に事情を話し、席を用意してくれたのでした。


それまで、座って参観をする父兄なんて見た事がなかったので、周りの父兄に恐縮しながら挨拶をして、ありがたく座らせてもらいました。


教室はとても暖かい雰囲気の中、授業が行われ、最後まで観る事ができ。

有難い気持ちでいっぱいでした。



今思うと、息子やクラスメイトなど妊娠経験のない人たちに「妊婦さんは立っているだけで辛いんだ」って事を知ってもらえていたらいいなぁ、と。

知らなければ、知らないのです。
妊娠中の大変なこと。

子供たちの知る機会になっていたら、いいなぁ。