パラレルキャリアとは。
「パラレルキャリア(英語:parallel career)とは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指す。」
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「副業」とは異なり、必ずしもそこから収入を得る訳ではない。
私もパラレルキャリアです。
メディカルアロマや、コーチング、イベント運営などを行なっています。
ハッキリ言って、そこからの収入はほぼありません。趣味の様なものです。
けれど、私はパラレルキャリアを勧めたい。
言葉を変えれば、起業するなら本気でやってもらいたい。
面白そうだから、みんなやってるから、と、軽い気持ちで始める人も多いだろう。
旦那さんがいたり、収入を得るのが目的ではない人ならそれでいい。色んなことにチャレンジする事は素晴らしいと思う。
けれど、そうではない人も案外多い。
例えばシングルマザー。
離婚するまで仕事をしておらず、就職したいがなんらかの事情で就職が出来ず、収入を得るために独立を目指す人。それはやむを得ないと思うので、頑張るしかないだろう。
私が声を掛けたくなるのはそういう人達ではなく、安定した収入を得る本業があり、その収入が必要不可欠で生活をしている人。そういう人たちが、起業ブームにのり、安易に退職をし独立を目指す場合だ。
「やりたいことだけやればいい」
「家族のために自分が犠牲になる必要はない」
「自分の人生を誰に遠慮する必要がある」
などと言った言葉にその気になり、現実から目を逸らしてしまうケース。
もちろんそれを本気でやり、成功している人もいる。
けれど、安易に踏み切り、自力で生活できなくなる…
あのさ。
やるなら本気でやれよ!
いい?
今の仕事が不満だって、その収入で食べてるんでしょ?お腹空いたらご飯食べたいよね?ご飯が食べたいから仕事してるんでしょ?つまり「ご飯食べたい=仕事したい」 なんだって!
子供産んだら、育てるのは当然の事。
最低限の義務は果たせ!
子供には幸せになる権利がある。それを親が潰すとは何事だ!
周りに迷惑をかけてもいい。頼っても甘えてもいい。
けど、勘違いするな。
自分の足で立ってから言え!
やりたい事はやったらいいよ。
けどさ、ベースがあってこそじゃない?
シングルマザーは、共働きの夫婦の女性とはベースが違うってことも分からないのか。
シングルマザーじゃなくても自分の収入が生活に必要不可欠な環境なら同じこと。
本業というベースを持ったまま、好きなことしたらいいじゃん。
そりゃあ時間の制約もあるしね、忙しいよ。
けどね、本気で独立するならそれくらいできなきゃ無理だって!独立したら、1人で営業部も販促部も経理部も総務部も…全部やるってことだからね?
そして、同じ生活水準が必要なら、今の月収の最低でも2倍は稼がないと。
年金、税金、保険、退職金、ボーナス…考えてる?
だから、私はパラレルキャリアをお勧めする。
そしてそれはもう1つ理由がある。
勤めてるその会社、いつまでもあると思うな。
正社員だからって、絶対安定が無いのが今のご時世、将来。
例えいつどうなったって、自分で食べていける術はあった方がいい。
パラレルキャリアとして趣味のレベルででもいい。
今は収入を得なくてもいい。
けどいざという時、それがあるかないかの差は大きい。
もちろんね、仕事が辛すぎて精神的・肉体的に壊れてしまう様なら、また違う話になる。
私の考えに全く同意できない人もいるだろうと思う。それは別に構わない。
けど、このブログを読んで、ハッとしたり、イラっとしたりした人がいたら。
しっかりと考えてもらいたいと思う。
イラっとするのは、蓋をかぶせていた自分の思いが反応したのかもしれないよ。
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