桐谷さんの、株主優待生活
今日、投資の勉強として、「桐谷さんの株主優待生活」という本を、読んでみました。
この本は、私たちが株に関して考える、「株を売買して利益を狙う事ができる」という株についてではなく、株は、持ってるだけでメリットがあるという事を、説明している本のように感じました。
最初に、株主優待を狙って、株をする事は手軽にできるという説明をしており、次に株主優待で、具体的に何ができるのかを、書いていらっしゃいました。中盤では、どの株を買うと、どんな株主優待をもらえるのかを、書いており、最後には、株を買うための準備などを、説明している印象でした。
桐谷さん、半端ない
私は、この本を読む前は、「桐谷さんて、株主優待だけで、生活していて、株買えば、自分の出費抑えられるし、株って、銀行にいれたお金みたいなものだから、株を買って、損はないし、おススメの株でも知って、買おうかな。」と、浅い考えで、読んでみました。
読んでみて、「桐谷さんって、株をもちすぎじゃない?!!」と、驚かされました。それは、株って、1単元(100株)買えば、株を持ってる企業から株主優待を、もらえるのですが、それって、自分が思ってたよりも、少ないんです。例えば、株を持ってることで、年に2回1000円分の店舗で使える優待等です。つまり、一年間で、2000円分のお得なカードをもらえるという事になります。
テレビで、桐谷さんを見た時に、桐谷さんは、株主優待だけで、ほとんどの生活をまかなってそうだったので、株を持ったら、すごい金額のQUOカード等が株主優待と思っていました。しかし、中身は、一社で、一年間に2000円分(もっと、高い額の株主優待もありますが)カードなどで、ほとんどの生活を賄うなんて、厳しいように思えます。
もし、一か月に、食費が3万としたら、食費を浮かせる(もちろん、全部の食費を浮かせられるわけではないのですが)だけでも、先ほどの株主優待が15回分なので、最低15単元(1500株)の株を持ってないと、いけない計算になります。株主優待って、全社がそうではないのですが、株を持ってる量に限らずに、株主優待の中身は変わらないので、先ほどの最低15単元というのは、15社の株を、桐谷さんは持っていることに、なります。
これらを、考えてみると、桐谷さんって、様々な種類の株が暴落しないかなどを、しっかりと確認している、つまり、様々な会社に目を通しているわけで、「70歳なのに、自転車こぐの早いなんて、若くてすごいな」という考えから、「世間をよく見て、様々な事を知ってる知性あふれる方で、尊敬できる人だな」と、思いました。
株は、おもしろい
「桐谷さんの株主優待生活」から、株を売買という視点からではなく、株主優待という視点から、考えてみる事で、株の面白さを、知る事ができました。「株って、大きな損をしたら怖い」って、考える人も多い人と思いますが、手軽に始められることもでき、株を持ってるだけで、メリットがあるので、株は買いたいなと思いました。また、株主優待は、使用期間があるので、「それを使わなければいけない」と、考えると、株主優待を使うために、外出なども増えて、暇せずに生活できそうです。