20分が経ったところで、また着席を促すようなチャイムが鳴り、
場内アナウンスが流れました。
そして暗転。
舞台に現れたのは、舞台の座席全てを埋めるフル編成のオーケストラメンバー。
そしてその後に、指揮者の岩村さんが登場しました。
そしてJUJUが来ないなーと思ってた矢先に、
指揮者の方が台に上がって指揮を構えました。
そして京都市交響楽団だけによる演奏が始まりました。
3曲くらいやってくれたのですが、
曲名が分かるのは1曲目のカルメンだけ。。
(あとの岩村さんMCで言ってくれたから名前を思い出した。。)
このライブ前半から感じていたことだけど、
このオーケストラの演奏は本当にすごい。
この演奏とウィーンフィルハーモニーとかとの差が分かるかというと
たぶん自分には分かんないだろうなー。
それほど素晴らしいと思える演奏でした。
そしてフル編成となることで、
フルートやクラリネットなどの木管、
トランペットなどの金管、
ひときわ目立っていたハープ、
ティンパニや鐘(NHKのど自慢の時に使うような)などの打楽器などが加わり、
一層重厚感が増しました。
JUJUの歌っている時は押さえ込んでいた気持ちを、
一気に開放したかのような迫力ある演奏に感動しました。
そして何より指揮者の岩村さん。
年齢は40台前半くらい?
ぐっさん似のがっちり体型で結構イケメン。
他の指揮者を見るなんて事なかったので、
他の人はどうか分かりませんが、
この人の指揮は本当に素晴らしかったと思います。
のだめカンタービレを好きで見ていたせいか、
結構意識的に岩村さんを見ていました。
そして感じたのは、指揮者も演奏をしているんだということ。
この人だけかもしれませんが、
両手・両腕・両肩そして表情が、
曲のテンポや強弱によって変わって行くのです。
(あれ、書くと当然のことのように見えるな。。)
その当然のことを、ただ指揮するという意味合いだけでやるのではなく、
オーケストラの人に混じって演奏しているという錯覚を起こすほど、
すごさを感じました。
指揮者めちゃカッコいい!!
JUJUが歌っているときにも、
JUJUと目配せをしたり。
オーケストラの方々とも、
その楽器の演奏が始まる少し前(だと思う)のタイミングで
演奏の強弱などを指示する感じで指揮をされてて、
これは気配り上手なとても繊細な人なんだなと思いました。
リード上手な大人の男性、というイメージがまさにここにありました。
ドラマでもあったようにこれに女性はうっとりするのか~と、
男目線では思いました。
(実際、女性がうっとりしていたかどうかは分かりませんので。。)
岩村さんの指揮は、繊細な部分とダイナミックな部分を、
急激に異常なほど強く振るとかという違和感など全くなく、
それでもしっかり強さを表現しているところだと思いました。
この素晴らしさに気づけたのは舞台後方席だったからです。
チケットに指揮者が正面に見られます、と記載があったけど、
単純に、JUJUは後ろからしか見れませんよ、
と言いたいだけなのかなと思っていましたが、
恐らくそうではありません。
指揮者の動き、表情を見たいという方がいるからだと思います。
だって普段だと演奏者しかその表情が分からないわけですから。
舞台への距離が近いと言う意味でも、
岩村さんの素晴らしさに気づけたという意味でも、
舞台後方席で良かったと思います。
演奏が終わると、この時点での一番の拍手が巻き起こりました。
そしてJUJUが登場~。
第二幕は白いドレスでした。
前が膝上20cmくらいの丈になってて、
後ろが普通の丈になっているかわいらしい感じのドレス。
足元のヒールの高さと足の細さにJUJU健在!と感じました。
足元がここまで綺麗な人って歌手ではそういないと思います。
第二幕はもうはっきり言って曲順分かりません。。
曲名もちゃんと覚えていないので全く自信ないです。。
奇跡を望むなら...
恐らくこの曲が第二幕の始めだったんじゃないかと思うんですが、
フル編成の演奏の重厚感にまた感動しつつ、
JUJUの歌声に聞き惚れていました。
1,2曲歌った時点で岩村さんも交えてのMCが始まりました。
岩村さんとJUJUの間には微妙な距離が・・・
岩村さんが「距離がありますね・・」というと即座に近寄るJUJU。
そしてJUJUが「あまり近すぎても・・・」とまたほぼ元通りの距離感になりました。
「近寄るとよく人に後ずさりされるので初めから距離を置いてみました・・」とJUJU。
会場には笑いもおきました。
前回のライブのときも感じたけど、JUJUってシャイな人なんだなー。
岩村さんは、開演直前まで北山のカフェに行っていたらしい。
このときのやり取りが面白かった。
「え~?カフェに行ってたんですか?私が"大工事中"に!」
「そうなんです、僕は"大工事"必要ないので…」
一瞬、"大工事"って何のこと?って思いましたけどすぐに分かり笑いが起こりました。
他のMCでは、
「どこを見たら良いか…後ろを見たら前が…横を見たら反対が…
おしりをむけて失礼にならないことを祈ってます………?…笑うとこですよ!」
という笑い強要(?)なネタにみんなで笑っていました。
JUJUってホントに繊細。
自分の立ち場とか、人との関係とかものすごく気を使ってる。
こういう人好きだなあ。
願い
ナツノハナ
曲順は怪しいですが、この2曲は確実にやりました。
夏の花とは花火のことらしいですね。
花火を見ると、昔の花火の思い出が蘇り、
あの人といったなーとか、あの人もういないなあとか、
そういうときの感情を綴った歌だそうです。
JUJUは京都にいた頃、祇園祭に来たはいいものの、
あまりの混雑に疲れちゃって、
そしてBARとかに行こうかとも思ったけど、
結局そっちも混んでて・・・という思い出を思い出して歌っていたそうです。
PRESENT
PRESENTには、"現在"という意味と"贈り物"の両方の意味があります。
昔を振り返ると寄り道しちゃったなーとか思うことも多々ありました。
でも昔のその時がなかったら今の自分はない。
昔は今への贈り物なんだというMCに、
面白い考え方だなーって思いました。
詩とか作る人って言葉の解釈の仕方が面白いですね。
普段、歌詞とかちゃんと理解せずに聞いてきたから、
こういう説明をしてもらうとホントに分かりやすくて、
より一層感動してしまいます。
第二幕も中盤にさしかかったあたりからJUJUも後ろをしっかり見てくれるようになりました。
はじめはなんか不慣れな感じでチラ見している感じ(笑)
やっぱり顔を見て歌を聴くと伝わってくるものが違いますね。
2階, 3階の舞台袖の席にもよく手を振ったりしていました。
やさしさで溢れるように
これまた曲順は怪しい。。
(しかもやったかどうかも怪しい。。)
これと同じような、イントロで迫力ある演奏が入る曲をやりました。
フル編成の迫力はこのイントロでもすごかったです。
第二幕終わりの宣言と同時に「エ~?!」の声。
そしてJUJUの「そう、それ!」
第一幕でもこれを期待していたみたいです。しかし・・
「1700人くらい入るそうですが、今のは500人くらいですねぇ」
と冷静に分析しちょっとだけご不満な様子。これにも笑った。
「もっと歌ってー。」「新曲歌ってー」の声もちらほら。
「でもね、岩村さんやオーケストラの方々や会場の都合もあるわけで・・・」
とJUJU。
ホントにこれで終わるのかと思っちゃいました。
第二幕最後の曲(やさしさで~だったかどうか不明)が終わると、
一段と大きな拍手が。
そしてJUJU退場。
・・・したと思ったらまた戻ってきました。
そして岩村さんとオーケストラを称え、拍手を煽る。
そしてまたJUJUだけが退場していきました。
あれ?さっきと違うぞ?
そして、岩村さんが舞台袖に向かって手拍子を始めました。
それに合わせて会場全体も大きな手拍子に包まれます。
そしてすぐさまJUJUが再登場~。
あの手拍子はアンコールの手拍子だったんだ~。
(普段ならバンドメンバーも一緒に下がるけど、
今回は皆残っていたからすぐに出てきたんだろうなあ。)
そしてアンコール1曲目ではスローテンポな明日がくるなら。
もともと好きな曲なので目に涙を浮かべていましたが、
ステージ正面の最前列の女の子が泣いているのを見て
思いっきりもらい泣きしてしまいました。
そしてアンコール2曲目(たぶん)では
この日の1曲目でやってくれた"この夜をとめてよ"を、
フル編成バージョンでもう一回やってくれました。
この曲を好きな人が多かったようで拍手が起こります。
フル編成バージョンはまた違いました。
のど自慢の鐘は、のど自慢の印象を抱いてしまうかなーと懸念してたけど、
そんなことはまったくなったです。
ヨーロッパの教会の鐘の音を表すような、
絶妙な音色を奏でていました。
そしてやっぱり出だしのところから号泣。
好きだわーこの曲。
この曲が終わると、この日一番の大拍手が会場を包みました。
JUJUと岩村さんが握手をしました。
そして会場の前列あたりの人が立ったのを皮切りに、
パラパラと客が立ち上がり始め、
全員総立ちのスタンディングオベーションとなりました。
(一人で行ったし、目立っちゃう後方席だから自分から立つ気はなかったけど
立って感動したよと伝えたいなーとは強く思っていたので良かったです。)
ホントに割れんばかりの拍手とはこのことか、と言う感じでした。
岩村さんとオーケストラが大きな拍手の中退場しました。
そしてJUJUが一人ステージの中央に立つと、
また拍手の大きさがアップ。
「そんなに拍手されると泣いちゃうから。。」
との言葉にまた拍手パワーアップ。
「せっかくなのでもう一曲歌っていいですか?」
との言葉。待ってましたー!!
「新曲をやらせてもらいます」
その後、「立ち話もなんですので・・」というJUJUの言葉で着席。
そしてわざとらしく「あれ?!」
と左後ろを振り返ると、ピアノ奏者だけが座っていました。
ピアノの方にお願いして、新曲の準備を進めていたそう。
これから歌う曲はまた明日・・・という曲です。ドラマ見ている人いますか?
明日と言うのは当たり前には来ないこともあるんです。
と聞いて、そういう意味のタイトルだったのかーと一気に引き込まれました。
テレビで聞いていい曲だなーと思ってましたけど、
このMCのおかげですると歌詞の重みや意味がよく伝わり、
すごく切ない気持ちになりました。
家族のことを思いながら聞いていました。
最後は当然、大きな拍手の中に包まれました。
新曲聴けてよかった~。
そして退場するJUJUの後を慌てて追いかけるように
早足で歩くピアノ奏者の方がちょっと面白かったです。
ライブが終わった後、しばらく余韻に浸りたかったので、
座席にしばらく座っていました。
このホールは本当に素晴らしかった。
そして京都市交響楽団の演奏のずば抜けた素晴らしさを
肌で実感しました。
色んなことを思いながら、10分くらい余韻に浸りホールを出ました。
そして会場を出て、さあて入り口の写真でも撮ろうかなとケータイを構えた瞬間、
若い女性に声をかけられました。
写真を撮って欲しいのかなと思い、振り返ると、
なぜかニックネームを呼ばれました。
ん?と思うと同時に、綺麗な女性二人だったのでパニックになりました。
なんと、今回のこのライブのチケットを譲った2人組でした。
今回のライブ、チケットをペアで取ったのですが、
よくよく考えてみると、まわりにJUJU好きがいなかったことに気づき、
急きょ1枚だけ追加で席を取ったんです。
その時のペアチケットが余ったので、
mixiで呼びかけて定価で譲る人を探したんです。
mixiのハンドルネームで呼ばれたわけです。
チケットを受け渡した方の女性が自分の容姿を覚えていて、
会場を探していたそうなのです。
何度か、急にライブに行けなくなったり、急きょ行きたくなったりして、
mixiを利用してチケットをやり取りした事があるのですが、
ライブ後にお礼を言われたりしたことなかったから、めっちゃ驚きました。
同姓ならともかく得体の知れない異性を敢えて探し出して
会ってお礼を言おうとするなんて・・・。
でもその気持ちにちょっと胸を打たれました。
こんないい子もいるんやなーと。
まだまだ日本は捨てたモンじゃありませんね。
今回のライブを通じて感じたこと。
JUJUはホンマに繊細。詩にも細かいところまで気持ちが入っている。
歌にももちろん優しい気持ちが溢れていたり、
切ない気持ちが溢れていたりします。
JUJUの大人の色気と、甘え下手で強がりやなイマドキ女子の感じ、
(客席からカワイイ~♪との声があがると即座にそうでもないよーと返したのに笑いました。)
シャイで不器用だからすぐには気づかないけど、
実は誰よりも愛に溢れているように感じて好きになりました。
感じていること、思ってることがすごく共感できることが多くて嬉しかったです。
そして京都市交響楽団の演奏の素晴らしさ。
あんなバイオリン、聞いたことないです。
弦で引くのも素晴らしかったし、指ではじくのも良かった。
音がせせらぎのように優しく流れる感じ。
フルートもクラリネットも、鐘など打楽器も、
ピアノも他の弦楽器も管楽器も妹のやってる吹奏楽団との差も強く感じたし、
ホンマのプロの演奏はここまで凄いのかと心底感動しました。
そして指揮者の岩村さんの存在感はすごかった。
演奏者が見てるかどうかはいまいちわからなかったけど、
間違いなくオーケストラの音に色が加わります。
これが岩村さんの力なんだろうな。
さあ、次は京都市交響楽団 with MISIAをやってくれないかな~。
あの会場で絶対聞いてみたい!!!
最高に幸せなひと時を過ごせました~。