ITTO個別指導学院富士見台校の本宮です。
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年の初回は、「天才か、努力か」というテーマでお送りします。
超一流の結果を出している人は才能なのか,
それとも努力なのか、について述べたいと思います。
結論からいうと、「1%の適性と99%の努力」ということになります。
つまり、適性はあっても、圧倒的な努力をしなければ一流の結果は
出せないのだということです。
世の中に生まれながらの天才など存在しません。
天才とは、あくまで結果であり、圧倒的な結果を出した個人に対して
贈られる称号のことで、その人に生まれつき備わっていたものではありません。
歴史的な天才たちは皆、圧倒的な努力をしています。
フロリダ州立大学心理学部教授のアンダース・エリクソンは、
著書「超一流になるのは才能か努力か?」の中で
超一流になって成功している人に才能はほとんど関係なく、
圧倒的かつ効率的な努力によって成功を手にしていると結論づけています。
あの有名な作曲家・モーツァルトを例にとってみましょう。
彼の父親は音楽教師であり、幼少期からモーツァルトに
ピアノの英才教育を行っていたそうです。
その結果、モーツァルトは6歳で観衆をうならせる演奏をすることが
出来る様になったのです。
そんなモーツァルト本人は以下の言葉を残しています。
「私ほど、作曲に多くの時間を費やした人はいない。
あらゆる偉人達が残した曲を研究し、私が一番長い時間を作曲に投入した」と。
モーツァルトといえば、誰もが羨やむほどの天才作曲家ですが、
その影では、幼少期からの圧倒的で泥臭いピアノの練習量があったのです。
天才であるモーツァルト自身が「自分は努力した人だった」と言っているのです。
つまり、圧倒的な結果を出すには、
それ相応の代償を必ず支払わなくてはいけないのです。
その代償とは時間です。
勉強出来る人になるためには、他の人達がテレビや遊びに時間を費やしている間に、
勉強する必要があるのです。
普通の時間の使い方をしている限り、普通の結果しか得ることは出来ません。
望む結果が欲しいのなら、結局は大量の時間を大量の努力に費やすしかないのです。
新年にぜひ目標を掲げて、それに向かって、時間と労力と情熱を
注いでいこうではありませんか。
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