あれから、あっという間に1年が過ぎた。
今は、あの日々が本当にあったことなのか?分からなくなる位、自分の中で現実味が無くなっている。
あの自転車で、家から東京に向かっていた時
何度か、死んでもおかしくない状況があって、下半身不随になっても全然おかしくなかった。
むしろ、怪我1つなしで帰って来れるのは、本当に奇跡。
例えば
国道1号線の始まりの所とか…書くと長くなるので止めておくけど……。
もちろん、色んな人に多くの迷惑や心配を掛けてしまったけど…
それとは逆に、色んな人の優しさに触れて、物凄く嬉しかった事を今でも覚えている。
本当に有難うございました。
でも当時は、あれ以外の事を考えつかなかった。
だから、自転車で行ったのは今でも後悔していないけど。
何か、名古屋辺りから「自分は生かされているな」って、感じる様に何となく思う様になって。
だからこそ、自分の先の事はどうなるか分からないけど…
今、生かされているのなら、自分がしたいと思う事や出来る事をしようと、自分の中で覚悟みたいな思いが出来た。
だからこそ今、自分が生かされているのなら、何があっても自分から人生を終わらせないという強い思いで過ごしています。