昭和天皇の御生誕は明治34年、1901年です。従って、今年は御生誕120年の節目です。

昭和天皇御製の素晴らしい御製は数々ありますが、厳選して10首紹介します。

①広き野をながれゆけども最上川海に入るまでににごらざりけり(大10、24歳)

②峰つづきおほむら雲ふく風のはやくはらへとただいのるなり(昭17、大東亜戦争開戦、40歳)

③身はいかになるともいくさとどめけりただたふれゆく民をおもひて(昭20、終戦、44歳)

④ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松ぞををしき人もかくあれ(昭21、44歳)

⑤風さゆるみ冬は過ぎてまちにまちし八重桜咲く春となりけり(昭27、独立回復、50歳)

⑥あなうれし神のみ前に皇太子(ひのみこ)のいもせの契りむすぶこの朝(昭34、皇太子殿下御成婚、57歳)

⑦山百合の花咲く庭にいとし子を車にのせてその母はゆく(昭35、浩宮殿下、58歳)

⑧この年のこの日のもまた靖国のみやしろのことにうれひはふかし(昭61、中曽根首相靖国参拝せず、84歳)

⑨やすらけき世を祈りしもいまだならずくやしくもあるかきざしみゆれど(昭63、竹下首相靖国参拝せず、87歳)

⑩あかげらの叩く音するあさまだき音たへてさびしうつりしならむ(昭63,辞世の歌、87歳)

80歳以降に寂しい御製が続きます。臣民としては申し訳ない限りです。

せめて、旧宮家の皇統復帰、皇統護持を確定して、昭和天皇の御霊をお慰めしようではありませんか。