そろそろ、芸能の仕事をして1ヶ月ほどになる
俺が思ったことを書く。
意外と役者陣は、美男美女揃いというわけではないということ。
エキストラは、いろんな人が必要なので、世代年齢も幅広い。
華やかな人もいれば、普通の人もいる。
普通の世界と変わりないように見える。
しかし、多くの人が、夢を持っていたり、歌や劇が好きだったり
好きなことがあったりする。
好きなことに生きている人たちだと思う。
お母さんが子供を連れて参加していることもある。
俺の印象では、お母さんは圧が強かった。
俺のこの今の時期の人生は、雲上編と名付けたい。
元気よく挨拶をしなさい。
製作者側と仲良くなれば役が貰える。
コネを作りたい。
覚えてもらいたい。
爪痕を残したい。
などなど、どうすれば売れるのか考えたり、行動したり
野望を持って動いている人がいっぱいいる。
しかし俺は、この前の現場に行って思ったのだ。
人として当たり前のことを、当たり前にしたら良いと思う。
この前の現場は人が多く、出番のない時もあれば、ある時もある。
ない時はずっとそばで待機している。
雨が降ってきて、スタッフさんが大量に傘を持ってきてくれた。
出番は助監督からの指示で決まるが、俺はずっと出番がないので、
傘をみんなに配ろうとしていたのだ。
座ってたところから、濡れてる人に対して、
椅子から立ち上がって「傘どうぞ(`・∀・´)ノ」としていたら
「あ!君、名前なんて言ったっけ?入って〜!」と言われ
カメラに物凄い近いところに配置されたのだった。
感じよく笑顔でいる、挨拶したりお礼を言ったり
接していて心地良い感じでいたら良いと思う。
質問には簡潔にわかりやすく答える。 「自分!自分!しない」
会社と一緒だ。
スタッフさんは連日、早朝から深夜まで動き続けている人たちばかりだろう。
にこやかな人もいれば、ピリピリしている人もいる。
当たり前だが、スタッフにもいろんな人が居るのだ。
でも、現場の雰囲気に引っ張られないで、
自分のにこやかで余裕のある空気感をしっかり持っておくことって
すごく大事なんじゃないかなぁ。
と思った。
そのためにもしっかり休む時は休まないとね。笑
そうそう。
芸能ビジネスにおいて
養成所に100万単位のお金を支払わないといけないとか、よく、騙されるなよ!
という話があるが
実際、俺がエキストラで行って出会った人たちの中には、お金をいっぱい支払っている人もいた。
俺が衝撃を受けたのは、舞台俳優をしていたら
借金を背負うことになったという話だ。
全然、珍しい話ではないのだ。
稽古では長い時間拘束され、働くことは出来ないし、稽古のギャラは出ない。
公演のために、売れない俳優がチケットを買わされて、売らなければいけない。売れなければ自腹だ。
恐ろしい話だ('ω')
俺はそれは仕事ではないと思う。
お稽古と発表会だ。趣味の世界だ。
それなら、ディズニーで、それっぽいバイトでもしてた方がよほど稼げるのではないか?('ω')
俺も俳優になったんです。というと
舞台俳優か?と聞かれるのだが
舞台でもギャラが出るなら出たいが
ノルマを押し付けられたもので
赤字確定なら出ない
そんなことをするくらいなら、
なんとかショーのお兄さんでもしたい。
実は数年前に、アンパンマンショーの司会のバイトをする事になってたのだが
お姉さんになれ!と言われたので断った。
なんで俺がお姉さんなんかしなきゃいけない('ω')💢
そうか、、、バイトでまた、なんとかショーをするのも良いかもしれん('ω')
そっちの方が、テレビよりも稼げるし楽しそうだ。笑
そうそう。俺は思うのだ。
夢を追いかけて
大金をかけてレッスンしたい人はしたら良いと思うが
色んなバイトしたほうが、よほどレッスンになるのではないか?と。
警備員も、なんとかショーも、コールセンターも、ホストでも税理士でも、
演技なくして仕事なんぞ、出来ないのではないか?
そう思うのだ('ω')
しかし、なんとかショーは楽しそう。
探そ〜