このブログでは笑う死体交換殺人の裏で、ある人物とある人物だけによる交換殺人を私なりの解釈で考察しましたので長文ですがよかっかたらご覧ください




*以下ネタバレ注意*


このドラマでは一貫して当てずっぽうでサラッと発言したことや、半信半疑で発言したことが割とブルであったり、一部当たっていることが多々あります

(全てそうとは限りませんが


例えば、

3話】藤井を心配し、菜奈たちがブータン料理屋をたずねて「誰かに脅されてますか?」と聞いた時、藤井が「お前らじゃねえだろうな」と疑う

その中にいた榎本早苗が実際藤井を脅していた


4話】翔太が細川に交換殺人ゲームの相談をしている時、細川が「(菜奈は)翔太の名前を書いたんじゃない?」に対し、

翔太「その時は事故の振りして死にます」

       「その時は兄貴が自故装ってドンッと」(押す仕草)

久住にドンと突き落とされる細川


5話】赤池夫婦殺害時、ケーキのネームプレートが無くてなっていたことについて水城が「食べちゃったんじゃない?」と発言

まさに榎本早苗が食べていた


6話】北川が菜奈たちに自分が書いた紙を打ち明ける際、「ゲームに参加した人に限ってはそらに何かする人はいない」と発言

疑っていた児島佳世は危害を加えなかったものの確かにゲーム不参加の榎本総一がそらに危害を加える


他にもありましたが割愛します


このように何気ないサラッと発言が後々明らかになる出来事のヒントとして散りばめられています





するとある人物が超気になるサラッと発言をしていました…それは大きく本題に関わってくるので

後述いたしたます






さて!本題ですが単刀直入に言うとある人物とある人物というのは黒島沙和田宮淳一郎です


この2人だけで交換殺人をしていたという考察はたくさんの方がしていますが、ドラマを見ていると、それがとても理にかなっていたり、ブルとしか思えない描写やヒントがありすぎるのです。今回は皆さんのこの考察を裏付けて確信に変えたいと思います



順を追って説明します

【1話】交換殺人ゲームで田宮は黒島が書いた紙『DV彼氏』を引く(早川教授は虚言)

これも確かなヒントがサラッとあります

これを開いたとき田宮はすぐに右斜め方向を見ます

その方向に誰がこの紙を書いたのか分かる心当たりのある人物がいたからです。

右斜め方向に当たる人物は…
浮田、藤井、黒島

浮田が書いた紙は【赤池美里】なので、これを田宮が引いていたなら浮田を見るのではなく、左隣の赤池美里を見るでしょう

藤井の【山際祐太郎】もこの時点では藤井と山際の接点を知らないので、藤井を見たわけでもない。


田宮が見た人物は黒島しかいないのです


おそらく【波止陽樹】ではなく【DV彼氏】などといった黒島を連想させるような書き方をしたのではないでしょうか。

すでに住民の間で、黒島が包帯をよく巻いていたことからSMプレイかDVを受けていたと感づいていた人もいたのでしょう。

この時点で黒島は本気で交換殺人を考えていたと思います
なぜなら↓
【2話】    「これ、かわいいですよね」

敢えて封筒の下の包帯を強調しているように見えます。DVされていることを伝えようとし、その反応を見て自分の書いた紙を引いた人を探っていたのではないでしょうか

そして
【3話】
浮田が黒島に対する『SM女子大生』の発言で激怒します 

「ここはそんな不健全な話をする場所じゃない!!!」

ここで田宮には大きな正義感があることが分かり、ましてやSMではなくDVであったら、田宮がDVを止めるのは必然でしょう
そして眼帯、加速する暴力に黒島は一刻も早く波止を殺してほしい…

その後、田宮は防犯カメラを設置。
まだこの時は管理人が死んで疑心暗鬼になっている住民のためでしかなかった…

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


そして【3話】の終盤(4月23日)
『タナカマサオ』死亡の裏で…田宮は防犯カメラで波止が黒島に暴行を与えているところを見てしまう…

現場は分かりませんが、波止を止める際、殺してしまう…

または最初から殺そうと計画しいた?(または黒島が波止を殺そうとしていた…?)

歪んだ正義感から起こった事故か事件か…

波止を殺してくれた黒島はこう思ったんじゃないでしょうか


                    「次は私の番だ…」                   



【4話】
4話!ここ!ここでサラッと発言が出てきます!
オープニング前…


菜奈「紙に書かれた人が身近な人とは限らないですよね」
「もしかしてもうとっくにどこかで殺されてるかもしれないって…」

この前のシーンでシンイーが引いた『袴田吉彦』の紙をクオンたちに見せるシーンがあり、菜奈の発言の後、袴田吉彦に似ている久住の顔が意味深アップされます。


これは久住が『袴田吉彦』と紙に書き、もうすぐ袴田吉彦が殺される伏線でした。

しかしこのセリフにはもう一つ意味があり、
身近な人ではない人がもうすでに死んでいるという点ではまだ袴田吉彦は死んでいないので間違ってはいますが、もうすでに誰か死んでいるということに関しては【波止陽樹】のことだったのではないでしょうか!


この時点でサラッとブルな菜奈ちゃん!!
これ気づいたときめちゃくちゃ興奮しましたね笑

その後住民会のシーン、田宮は欠席します


石崎「田宮さんがいらっしゃらないの珍しいですね…」


そして田宮が防犯カメラを設置したことについて話題に。すると…


黒島「世直しって言ってましたよ」
        「世直しの活動の一環だって」


田宮をフォローをしているようにも聞こえますね…

そんな黒島に対して


浮田「今日はよく喋るなぁ」


確かに。
1話〜3話までまともにセリフが無かったのに…
皆さんも違和感を感じたのではないでしょうか
(このよく喋る理由は【12話】で明らかになります。DV彼氏が死んで少し明るくなったと…)


ここで2つめのサラッと発言!!!


石崎「まさか田宮さんが殺したんですかね?」

菜奈「誰をですか?」

石崎「いや…誰をかは分かりませんけど…」

石崎さん!するどい!黒島ちゃん心臓バクバクだったんじゃないですか?笑
この時誰が田宮が波止を殺していた予想できていたでしょうか!




そして引きこもる田宮のシーン。



殺してしまった罪悪感にさいなまれていたのでしょうか

新聞をおもむろに調べ、自分が殺してしまった波止のことなどが記事になっていないか調べていたのでしょう



次のシーン、木下あかねがゴミ袋をあさり
黒島のゴミ袋から香典袋のゴミを発見
(5月3日の出来事)
(このことも元カレの葬儀の時に送った物だと【12話】で分かります
そのことを話す時も動揺が見られます。)

その後木下を背後から見る怪しい人影…
これは黒島かもしれませんね




この【4話】では赤池夫婦殺害の陰に隠れ、田宮による波止殺害のヒントがたくさん張り巡らされていました


そして【5話】
ここでもたくさんのヒントが。

住民会に久しぶりに参加した田宮
この時不信感MAXです!!

1話で5分前に集合に遅れましたと謝っていた田宮、普通に遅刻してきます。

早苗に体調大丈夫ですか?と聞かれ、
強気に「大丈夫ですよ?」と答える

例のゲームのこと警察に言うか否かを聞かれ、
「みなさんにお任せします」と急に消極的。
あの正義感はどこに行ったのでしょう

黒島に「田宮さんの意見を伺いたいです」と聞かれると…

この表情笑
分かりやすすぎですね笑

(なんだこの女は…あの事件の後でよく普通に喋りかけられるな)とでも言わんばかり

この後黒島が冗談を言った後も似たような表情

監視カメラのことを聞かれると

「さ…最近もう…ろ…録画してないんですよ…」

いや露骨!笑




そんな田宮をフォローするように

【6話】
書いた紙、引いた紙を菜奈たちと公表する際、
早苗が引いた紙を【電車の席を譲らない人】と発言したとき(実際は【山際祐太郎】)すかさず


黒島「それ、田宮さんっぽいですよね?」


黒島は田宮が【こうのたかふみ】と書いたと知っていたのか、混乱させるために裏で田宮を援護します。



こう見ると黒島は疑われないように自然に会話したり、嘘をつくなど頑張っていますが、

田宮は露骨に表情に出したり、
頑なにカメラの映像の内容や自分が引いた紙のや名前も教えません
怪しさ満点です

黒島の頑張りも田宮のせいで視聴者にはめちゃくちゃ疑われちゃいました





田宮はこのことを忘れ、かねて夢だった劇団の芝居に集中しようとします


・5話
「うだうだ考えるのはやめだ  私はこれからやりたいことをやる」
「なにがあったかではなく、この先なにがあるのか?」
「  自分自信行動でなにを起こすのかそれが大事だよな?」

・6話
「おせっかいはもうやめたんです」
「私は私の夢のために時間を使いたいんです」


しかしやっぱり罪悪感は残り、

・12話
「正しく生きていくためには
清いままではいられないこともある」

何かにとらわれていますね…




また田宮の演劇シーン
毎回田宮の空回りな奮闘ぶりにほっこりし、ドラマの息抜きタイムかなと思いきや、田宮の心の声が漏れていて、波止殺害のヒントもあるのではないかと私は考えました


【7話】
演出家に対し
「役者というこはなにをするにも動機が必要なんです」

「脚本に書いてあるから登場するでは行けないんです」
順番的に田宮が殺す番の時は【こうのたかふみ】を誰かに殺してもらってから、【波止】を殺さなければならないのに飛び級で【波止】を殺してしまう。"脚本通り"ではないというメッセージ?ここでの動機はDVから黒島を救いたい…?


【8話】
劇団員に対し
「時間がないんですよ!」
芝居をする夢を叶えて落ち着いたら、
   自首をするつもりだった?
    その前に警察には捕まりたくない…?


【11話】
「やっちまんたんだよ!」
「本当はおれやっちゃったんだよ!
この罪を償うためならいかなる罰もっ!!」
(劇でのアドリブ)
「こころの奥底の叫びを形にしたまでです」
【13話】
「私の生活は繰り返すたびにくすんでいく…!」 
(劇でのセリフ)
これらはまさに田宮の心の叫びですね



【8話】
田宮に書いた紙を教えてほしいと説得する翔太に対し、
「気をつけなさい。かつての私とそっくりだよ
熱意は人一倍、でも頑張る方向を間違えている」

「私はあなたを笑いません。犯人探し頑張ってください」

(わたしも頑張る方向を間違えて人を殺めてしまった…だから私はあなたを笑う資格はない…)
と思っていたのかな…?








 さてここで田宮は交換殺人の順番を守らず
自分が書いた【こうのたかふみ】を誰かに殺してもらう前に自分が引いた【波止】を殺してしまいます


しかし【波止】を殺してもらったので順番的には黒島です。黒島が引いた紙は【織田信長】と、言っていましたが、


16話で明らかになった浮田がした細工により

【赤池美里】であることが分かりますね


しかし先に4話で【赤池美里】は死んでしまいます
黒島は自分が殺す人がいません…

「そうだ…翔太さんは田宮さんが書いたのは【こうのたかふみ】って言ってた…!

「【こうのたかふみ】をお礼に殺そう…」

「あいつに調べさせよう…


黒島はこのストーカー内山を利用して【こうのたかふみ】を殺したのではないでしょうか


これで田宮淳一郎と黒島沙和だけによる2人だけの交換殺人が成立しました




この考察は割と皆さん予想されていていました。
それを踏まえてドラマを見てみるとこんなにもサラッとヒントが張り巡らせていました。

この2人だけの交換殺人は第2期に入り思わぬ展開に広がります…

それは次のブログで述べたいと思います

ひとまず…【続く】