私は信心深い父親に育てられた。
その影響もあって、、、と言いたいところだが全く甲斐なく生きている。腹痛の時に祈ってみたりと全く都合のいいただの日本人だ。
でもそんな私にも神様のような存在はいる。
その人は私を救うつもりもなく、私の存在を意識して生きていたりなどもなく、かと言って私のことを知らずにいるわけでもない。
ある日ネットで気になる記事を見た。
私の神様と私の出会いはネットニュースだった。
彼女は神様なんて言われることを望んでいないだろうからふんわりとしか彼女のことは書かないが、私は最初興味から彼女のSNSのアカウントを覗いていた。
彼女がブログを書いていることを知った。
目を通してみようと思った、しかし目を通すなんてものじゃなかった。衝撃が走った。初めて駆け抜けて性春を耳にした時を思い出した。
なんて優しい言葉で、美しい言葉で自分の感情や考えを綴る人なんだと思った。
この人は文章を描くために生まれてきたのだと勝手に決めつけた。(傲慢で本当にごめんなさい( ; ; ))
私は夢中で全てのブログを読み続けた。あっという間に読み終わりそのまま二週目を読み終わった。
三週目にいこうと思ったが、これ以上消費したくなかった。ただそんな思いだった。もう読むのは辞めた。
そして無性に彼女に会いたかった。どんな声で喋るのか、どんな顔をしてるのか、どんな服を着てるのか、どんな香りがするのか。彼女の事実が知りたかった。彼女の憶測が飛び交うネットなど興味はなかった。どうでも良かった。ただ彼女が存在することを確かめたかった。彼女のSNSも見た。けどそこには彼女が発信する彼女しかいなかった。私にとってそれは重要なことでもあり無駄なことでもあった。私の目に映る彼女を見たかったのだ。
すぐにメッセージを送った。
返事を待ち侘びた。
返ってこなかった。