首位と15.5ゲーム差の最下位と
低迷する埼玉西武ライオンズ。

今日をもって松井稼頭央監督が休養し、
次の試合から渡辺久信GMが
監督代理を務めることが
発表されました。


去年から指揮を執っている
松井監督ですが、
去年は開幕早々、
山川が不祥事で離脱し、
得点力が当初の見込みより
大幅に落ちました。

で、今年は新外国人に
その穴埋めを期待していたと
思うんですけど、全く機能せず、
結局は中村頼みというような
状況になっていますよね。

中村ももう40歳を超えています。

いつまで中村に頼っているのか、
という話ですよね。

外崎がもう少し安定して
打ってくれればまた違うんですけど、
外崎が良かったり悪かったりと
いう感じで、計算出来ない。

外野も、今は蛭間が好調のようですが、
鈴木将平にしろ西川愛也にしろ
若林にしろ、ポテンシャルはすごく
高いんですけど、なかなかレギュラーを
掴んでくれねいなぁ、という
感じですよね。

金子も、今年は良いのかな?と
見せかけて、やっぱりパッとしない。

外崎・源田・中村以外のレギュラーが
全然決まってきません。

投手は今井なり隅田なり、
そこそこ駒は揃っているにせよ、
正直、この戦力だと誰が監督でも
上位に行くのは難しいでしょう。

今、松井監督のことを
責めている西武ファンは
見当たらないですよね。


しかし、厳しいようですが、
プロ野球は結果が全てということ。

それにしても、代わりが
渡辺GMというのは驚きました。

楽天で監督経験のある
平石ヘッドコーチに任せるという
手もあると思うんですけどね。

渡辺GMは良い監督だと思いますが、
10年現場から離れていますからね。

その辺がどうなのかな、と
個人的には思います。



かつて強力打線を擁した西武ですが、
浅村、秋山、森と徐々に主力選手が
抜けていき、トドメはやっぱり
山川がいなくなったということ。

毎年20本以上のホームランを
確実に打つ選手がいなくなる。

これはもう、死活問題になりますよね。

渡部健人という選手もいますが
まだ、なかなか一軍で結果を
出せていない。

そして阪神から獲得した陽川も
戦力になれず。

そういう意味では、
ポイントゲッターが
本当に1人もいないという
状況ですよ。

カープも、末包がいてくれたから
良かったものの、もしも末包が
いなかったらと思うと、
西武と同じようになっていても
おかしくないですよね。

そういう意味では、
決して注目選手とは言えなかった
末包を見出して、
ドラフトで獲得したという
カープのスカウト陣の
目利きですよ。

そこが凄かったということに
なるんだと思います。

西武も、ホームランバッターを
なんとか育てていかないと
上位には来ないでしょうね。

筒香を本気で獲りに行けば
良かったんじゃないかなぁ?と
いう気もします。