Twitter企画、FF人狼ジャッジメント(仮)

  人は不変である事は出来ない。何故か。それは成長し続けるものだから。戻ることは無い。止まることも無い。ただ進むだけ。
                                                                It’sニック

  赤い山茶花《サザンカ》が、山に姿をみせ冬の訪れを告げる。街の人々も空気の変化を感じ冬の支度を始めている。
  ここは、エスポワール地方。そこには、ルミエール湖と言われる、月が綺麗な夜には光り輝くという伝説の湖がある。湖の畔には、洋館が立ち時々やってくる観光客を迎える。洋館の名は【ナハト】。夜という意味を持つ。今日も変わらない朝が始まる。そう、人々は思いながら支度を始めていく。

~初日~
ポーン🎶ポーン🎶
  洋館ナハトのエントランスにある2mもある置き時計が朝の7時を伝える。いつもの朝の始まりに、パンのいい匂いが広がっていく。
『コツコツ』エントランスの階段から、1組の夫婦が降りてきた。支配人のショーンはそれに気づき、
(ショーン)おはようございます。今日もいい天気ですよ!メリルさん、クリスさん。
  夫婦は、ショーンの挨拶に、
(メリル)あぁああん!!
(クリス)おはようございます。ショーンさん。パンのいい匂いがしますね。
  ショーンは、食堂の方に手を向けて、
(ショーン)はい、朝食の準備は出来ていますよ。既に、ジェシカさんとバニラさんも召し上がっています。
  確かに食堂の方からは微かに食器の音と声が聞こえてくる。メリルはスキップをして食堂へ、クリスはショーンに会釈をしてメリルを追った。
『カラーンカラーン』入口についているベルが鳴った。ショーンが入口をみると、浅黒い男とフードを被った男が入ってきた。
(ショーン)ヒューさん、ゲイルさんご苦労様です。朝食の準備は出来ていますが、どうしますか?
  浅黒い男のヒューは頭をかきながら、ゲイルはフードをあげた上着を脱ぎ、腕に持ってから、
(ヒュー)あー、タバコ吸ってからにするわ。
(ゲイル)クンクン、食堂からジェシカちゃんの香り、、、
  そう言うと、それぞれ目的の場所へ言ってしまう。ショーンも苦笑しつつ、食堂へ向かっていく。
  昨日の朝と変わらない、そして、最後の平和な朝。