わたしがまだ
カウンセラーを始めて
間もないころ
先輩カウンセラーさんの言葉で
びっくりしたことがあったんです
ブログ読者さんから
「クリーニングを取りに行く日について
だんなさんと行き違いがあって喧嘩になった」
という相談が来ていて
奥さんとしては
だんなさんの伝え方にも
問題があったから
自分は悪くなかったと
だんなさんにわかってほしかったのに
だんなさんはわかってくれず
ずっと怒っていたと
これに対する
先輩カウンセラーさんの回答が
「わたしだったら
『ごめんねー、わたしが悪かったねー』
で終わり」
だったんです
えっ!?
「自分は悪くない」って
主張しなくていいの??
それまで
「いいことはいい・悪いことは悪い」
ってなんでもかんでも真実を明らかにして
白黒つけるもの
（そうじゃないと信頼を失う）
っていう思い込みがあったわたしは
この先輩カウンセラーさんの回答に
頭をなぐられたような感じにさえ
なったんですよね
なぜそう答えるかというと
「どうでもいいことで
いちいちぶつからない」
ってしているからだそう
確かに一緒に住んでいて
距離が近いというだけで
ぶつかりやすい環境ではあるし
お子さんがいたりすればなおさら
他にもいろいろな事件が
起きたりもする
そこで些細なことまで
いちいちぶつかってたら
険悪なムードしか漂わない
それよりも
楽しいことや享受できていることに
目を向けていた方が
幸福感は感じやすいはず✨
なにはともあれ
だんなさんとの深い信頼関係が
あってこその回答だなぁと
今でもたびたび思い出しては
カウンセラーとしてもいち妻としても
わたしが指針としている話です
とはいえ
ですよ
「だんなさんのことを
なんでもかんでも許せ」
と言っているわけではないんです
当たり前ですけど
大事なのは
＂言う＂も＂言わない＂も
どっちも選択できる自分であること
＂言わなくちゃいけない場面＂
というのも
人生の中には当然あるわけです
そんな「ここぞ」というときには
ちゃんとだんなさんに対して
言うことができる
＂言う＂も＂言わない＂も
どっちも自由に選べる
その自分の中の＂バランス＂が大切
という話なのです
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カウンセラー たかはしえりこ
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