今でも思い出すと
気持ちがちょっと"チクッ"とする
出来事がある
それは
体を壊して実家に戻ったときに
すぐに免許の住所変更に
行かなかったこと
行くつもりでいたのだけど
当時のわたしは体調が悪くて
外出もままならず
乗り物に乗ると血圧が急激に下がって
倒れるような状態
そんなわたしを見かねて母が
「次の更新のときでいいじゃない」
って言った
その言葉にホッとして
じゃあそうしようと決めたわたし
それから数年
免許更新の通知が来るものと
思っていたたわたしは
更新時期を把握しておらず
気づいたときには
すっかり免許を失効していた
免許更新の通知は
住所変更をしなかったために
おそらく一人暮らしをしていた
旧住所に届いていたらしく
あーーー
やっちまったーーー
一生の不覚だと思った
免許を失効するなんてことが
人生で起こるんだと驚いたのと同時に
失意のどん底
どこに怒りをぶつけていいか
わからなくて
日常的な体調不良のストレスもあいまって
母に言われた一言を恨み始めた
あのとき母が
「次の更新のときで」なんて行ったから
そんな余計なことを言わなければ
すぐ住所変更をしに行ってたのに!
普通車に加えて
自動二輪の免許もとっていたわたしは
失効のことを思い出すたびに
その後何年も
後悔と怒りの気持ちがわいた
ただでさえ
乗り物に乗ると血圧が下がるように
なってしまったから
もう一度免許を取りに行くことも
到底できないと思った
もう一生
運転できないんだなぁ
そんな自分の人生に
ようやくOKが出せるようになったのは
ここ数年のこと
きっかけは
このことが深いところで
腑に落ちたから
すべては自分で選んで決めている
母の言葉が
きっかけだったとしても
あのとき免許の住所変更に
行かないと決めたのは自分
母がなにを言ったとしても
自分の意思で行くこともできた
だとしたら
免許を失効する人生を選んだのも
自分なんだよな
仕方ないって
ようやく思えるようになった
こんなことが
起きたということは
自分で運転しないで済む人生に
なっていくのかもしれない
おかかえの運転手がいる
生活が手に入るとかさ・・・
後悔とやるせなさを
やわらげたくて
いつからか都合よく
そう思うようになったのだけど
今わたしは
だんなさんの運転する車の助手席が
指定席になっている
運転が好きで
行きたいところにいくらでも
運転して連れていってあげるという人が
わたしの人生に現れた
そういえば
免許を失効したころ
片道2時間かけて
体調不良のまま通勤していたわたしは
「もう乗りに物になんて乗りたくない!」
って一日に何十回って思ってた
そんなに望んでたら
そりゃ免許だって失効するわけだ
やっぱり自分の人生は
ぜんぶぜんぶ自分で選んで決めてる
カウンセラー 高橋えりこ
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