イヤだイヤだ
とは思っていても
いざ親に強く言われると
自分の本当にやりたいようにはできず
結局は
親が怒ったり不機嫌にならない範囲の
選択や行動を繰り返す
という女性が
とっても多いと感じる
決して
親の言う通りにすることがダメ
というわけではいけれど
もし今自由を感じられなくて
イライラモンモンしたり
居心地悪く感じているのであれば
そろそろ親から自立する
タイミングかも
その方法は
経済的に自立するとか
実家を出て物理的距離を空けるとか
いろいろあるけれど
これはわたし自身
実家にいて窮屈さを感じていたときに
実際にやってみて効果のあった方法です
それはなにかというと
「はい」と返事をする
けど従わない
これを徹底して
するようになってから
わたしはほんとうに自分がしたい選択が
できるようになって
自由を感じたのと同時に
本来の力強さが
戻ってきたように思う
それまでは
親の言ったことに対して
「はい」と返事をすることが
ほとんどなく
「でも」とか「だって」
っていつも口答えをして
にもかかわらず
親が許す範囲での行動をする
というのがパターンになってた
親からしたら
行動は言う通りにしても
毎回「でも」「だって」っていう言葉が
返ってくるから
なんて素直じゃない
ひねくれた子なんだ
っていう印象だったとは
思うけど
なぜいちいち言い返さずには
いられなかったのかといったら
わかって欲しかったから
なんだよね
許しが欲しかったから
なんだよね
親がわかってくれたら
許してくれたら
もっと自由に生きてもいい
ってそんな制限を
無意識に自分に課してた
だからこその
許しをもらうための
毎回の口答え
って
ちょーーーマジメでいい子
✨
じゃない？
だって
親が許すも許さないも関係なく
好き勝手に行動する人だって
たくさんいるのだから
そんな事情もわかってもらえず
兄よりも扱いづらい子
って見られてしまうことに
ものすごーーーく
理不尽さを感じて
悲しくて悔しくて
そんな思いがたくさんあったことを
今こうして書いていて思い出した
親がわかってくれなくても
好きに生きていいんだよ
親が許してくれなくても
やりたいことやっていいんだよ
だって
あなたはもういい大人だし
自由に生きる力を持っているのだから
「だれかが＂いいよ＂って言ってくれたら」
ではなくて
自分で自分の人生の責任をとる
そう決めてみてください
そしたら
親の言うことにはとりあえず
「はい」と返事しよう
ムダな衝突を
避けるためにね
「はい」と答えたうえで
好きなものを選んだらいいのです
やりたいことをやったらいいのです
これをわたしは
「スルー力」と呼んでいる
「はい」と返事をするけど
従わない
これを繰り返すことで
スルー力はどんどん強化される
もちろん
そんなあなたに親がまたなにか
言ってくるかもしれないけれど
っていうか
確実に言われるけれど（笑）
また「はい」と返事をして
好きなものを選ぶ
やりたいことをやる
って繰り返していると
どうなると思う？
親が初めて
あきらめるのです
あなたのことを
聞く耳を持たずに
好き勝手するあなたに
「もうあの子になに言っても
聞かないわー
」
ってとうとう
お手上げするのです
人ってね
「言うことを聞く」
「言えばわかってくれる」
って期待してる人には
とやかく言うのです
「言ってもどうせ聞かない」
ってあきらめてる人には
なにも言わない
つまり
親があれこれあなたに言うのは
あなたに期待してるから
なのです
そしてなにより
親に期待させているのは
あなた自身
なのです
この＂「はい」と言ってスルー＂
を繰り返していくと
今まで演じていた
＂親の言う通りにするいい子＂ではなく
本来の自分をさらすことになる
すると
今まで散々気になっていた
＂親が自分のことをどう思っているか＂が
少しずつ気にならなくなるし
＂わかってもらえない＂
と感じていたのが逆に
わかってもらえてる気にさえなる
結局
今まで本当の自分を隠して
親が思う＂理想の子＂を
演じて見せていたからこそ
親はあなたのことが
本当にはわからなかった
だけなのかもしれないね
高橋えりこ
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