＂望みを書き出すときは
過去形にして書く＂
っていうルールを
目にしたことがある人も
多いと思う
なんで
ああなり＂たい＂
とか
こう＂なる＂
じゃなく
ああ＂なった＂
こう＂なった＂
じゃなくちゃ
いけないのか
ってちょっと
考えてみたのね
←ヒマか
過去形にすることで
すでに叶ってると
自分に暗示をかける
っていう効果を
期待してるんじゃないかって
今までは
そんなふうにわたし自身
思ってきたけれど
いや
ああなり＂たい＂
って望んでも叶うのだ
過去形じゃなくても
叶うのだ
っていうことを
過去形にするかどうかなんて
全然気にせず
どんどん望みを出して
それを
どんどん現実化してるこの方を
目の当たりにして思ったし（笑）
自分で実際に
体験してみても
過去形で望まなくても
ふつーに叶ってる
んじゃなぜ
あえて過去形にするのか？
「過去形で望んだ方が叶う」
っていう人がいるとしたら
それはなんでなのか？
それは
＂こうなりたい＂の裏っかわに
＂今のままじゃダメだから＂
っていう思いがくっついてるから
ではないかと
思ったわけ
たとえば
＂彼氏ができたらいいなぁ＂
の裏っかわには
（彼氏のいないわたしはダメだから）
がくっついてる
＂結婚できたらいいなぁ＂
の裏っかわには
（結婚してないわたしはダメだから）
がくっついてる
もっとお金がほいしなぁ
の裏っかわには
（収入の少ないわたしはダメだから）
がくっついてる
こんなふうに
望む動機が
＂今のわたしじゃダメだから＂
っていう
自分への否定から
始まってる
この状態だと
望めば望むほど
自分自身への
否定を強める
ことになる
否定するにしても
単なる＂現状＂への不満なら
それは
現実を変えるパワーにも
なりえる
でも
自分を否定する思考は
人生の推進力にはならない
なぜなら
自分を否定すれば
するほど
人生の流れに
抵抗する力が働くから
＂過去形にして書く＂は
そんな自分を否定してる
気持ちが強い人への
＂簡易的な救済措置＂
になるのね
だって
過去形にしちゃったら
文章がまったく
成立しなくなるもの
試しに
やってみよう
＂今のわたしじゃダメだから
ああなりたい＂
は意味が通るけど
＂今のわたしじゃだめだから
ああなった（過去）＂
ではまったくの
意味不明文章になる
過去形にして書くことで
自己否定が強い人でも
自分自身への否定を
強めることなく望める
というわけ
なんか小難しい説明に
なっちゃったけど（笑）
要は
正しい望み方を
考えるよりも
自分への否定が
そもそも強い人は
それをやめていくこと
が望みを叶えていくには
めっっっちゃ効果的だ
ということ
さっきも言ったけど
＂今のわたしじゃダメだから＂
が根底にあると
人生の流れに
抵抗する力が働く
そのうえで
なにを望んだって
どんなに行動したって
エネルギーと時間と
お金をかけたほどの結果は得られない
ということになってしまう
望むことの動機が
＂今の自分への否定＂なのか
それとも
自分の中からわき出す
純粋な＂興味と欲望＂なのかで
目の前に現れる結果は
まったく違うんだよ
高橋えりこ
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