だんなさんと
お付き合いしてたときから
＂言わない＂って
決めてた言葉がある
それは
うちの家族がこう言ってるから…
っていう言葉
「お母さんがこう言ってるから
こうしたい」
「お父さんがこう言ってるから
こうしないといけない」
っていう伝え方は
しないようにしてたし
今でもしないようにしてる
ふたりが
お付き合いしてることを知って
結婚の話が出たころから
その両親は
いろいろとふたりに
言うようになるでしょう
「入籍したあとはどこに住むの？」
「結婚式はやるの？」
「やるんだったら親戚はここまで呼んでね」
「ご祝儀のお返しはこれにして」
「あなたそのドレスの色はおかしいわよ」
「え、○○くん(新郎)はそのドレスがいいって？
男性のセンスなんてあてにならないから
こっちにしなさい」
「式当日はお母さんたちとホテルに泊まるのよ」
「新婚旅行オーストラリアなら
お母さんたちも一緒に行こうかしら♪」
こんな会話が
全世界の結婚が決まったカップルがいる場所で
繰り広げられてるんではないだろうか（笑）
日頃から
親の顔色をうかがうクセがあったり
なんでもかんでも
親が決めた通りに生きてきた人は
＂結婚＂という
人生の一大イベントでも
ついつい
「親の言うことを守らなくてはいけない」
と思ってしまう
で
その意識が言葉となって
口をついて出てしまう
「お母さんがこう言ってるから」
「うちの家族がこう言ってるから」
このコミュニケーションを繰り返すと
どうなるかっていうと
彼とあなたは
次第にすれ違っていきます
なぜなら
親がどうしたいか
っていう話ばかりで
＂あなたがどうしたいか＂が
彼に全然伝わってないから
彼が知りたいのは
＂あなたは＂どうしたいのか？
だよ
彼は
あなたのお母さんと
結婚するわけじゃないんだよ
あなたと結婚するんだよ
それなのに
「お母さんが」「お父さんが」
しまいには
「世間一般的には」
なんてあなたが言い始めたころには
彼は
あなたとのコミュニケーションに
うんざりして
殻に閉じこもって
だんまりを決め込むでしょう
マジで
あなたはこれから
新しい世帯を持つのです
長年暮らした
実家から籍を抜いて
大好きな人と
新たに家族を作るのです
＂だんなさんとあなた＂
というこの家族単位に
命が宿る
つまり
一つの主体性を持った
最小単位として
これからは世界と
関わっていくのです
とはいっても
結婚したら彼の家族とも
家族になるでしょ？って
そうだけど
あくまでもそれは戸籍上の話
わたしがしてるのは
＂意識＂の話
＂だんなさんとわたし＂
っていうこの意識が欠落して
だれかの強い言葉に
影響されることを許すばかりで
わたしたちはどうしたいか
っていうことを考えることを
放棄してしまっているから
おかしなことになっていくのです
自分の家族や
彼の家族と話し合ったり
なにかを決めていくことも
あるでしょう
そんな場面でも
「お父さんがこう言ってるから」
「お母さんがこう言ってるから」
ではなくて
＂わたしたちは＂
どうしたいのか
この意識をぜったいに忘れないこと
彼の家族に対しても
同じです
向こうのお父さんさんが
「あーしなさい」「こーしなさい」
と言っているときに
お父さんがそう言うんだから
きっと彼もそうしたいに決まってる
とか
お父さんの意見は覆せない
そうせざるを得ないに決まってる
って勝手に自分の中で決めたり
あきらめたりしないで
彼にちゃんと
聞いてあげるの
「お義父さんはあー言ってるけど
ところであなたはどうしたいの？」
だれよりも自分のことを
いちばんに考えてくれる
あなたのことを
彼は絶対に
手放さないよ♡
高橋えりこ
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