心理カウンセラーの
えりりんです
先日久しぶりに
職場でイラっとしまして（笑）
その日は
定時で帰るつもりでいたから
自分の仕事を終わらせる
目処を立てて
さぁ
あと少しで帰るぞーーー！
とチャイムが鳴るのを
待っていたら
終業5分前に
仕事を頼まれたのです
内容は
期限付きの
海外への書類の作成と送付
期限付きだから
今日やった方がいいかぁ
これ早く出せば
今月の売り上げ
確実に上がるしぃ
頼んだ人は
すぐやってほしいんだろうなぁ
と相手の事情を察知して
自分の「こうしたい」という思いを
飲み込んでしまうのは
昔からのクセ
すぐに仕事に
取り掛かったけど
書類を作りながらわいてくる
うっすらとしたイライラ（笑）
あーわたし
言えなかったなー
これ明日でもいいですか？
の一言が
言えなかったなー
急な仕事を頼まれたのが
イヤだったんじゃなくて
自分の大切な思いを
言えなかったことが
相手に伝えられなかったことが
イヤだったのです
言いたいことが
言えない
言いたいことを
飲み込んでしまう
言いたいことが
後からわいてくる
そうなるひとつの理由は
人と揉めること
人を怒らせること
人から嫌われることが
怖いから
揉めないように
怒らせないように
嫌われないように
してきたら
言いたいことが
言えなくなった
言いたいことが
口をついて
出てこなくなった
そんな人は
言いたかったことを
次は言うんだ！
と自分の中で
決めておく
今度仕事を急に頼まれたら
午後ならできますけど
いいですか？
今日は用事があるので
明日でもいいですか？
手一杯なので
他の方に頼んでいただけませんか？
と言うんだ！
と決めておく
そうするとね
3回に1回くらいは
言えるようになる
それまでは
言えなかったんだから
3回に1回は
大進歩だよね
でね
これを繰り返していると
急な仕事を
あまり頼まれなくなる
それはあなたが
仕事ができない人
融通のきかない人
協力的じゃない人
と思われたから
じゃなくて
あなたが
急に頼んでも
なかなか引き受けてもらえない人なんだ
ということを
みんなに知ってもらえた
ということ
すると
あなたに仕事を急に頼む人が
減っていくから
仕事がやりやすくなる
仕事を断ると
仕事のできない人
融通のきかない人
協力的じゃない人
って思われそう
というその想像は
ただの妄想
15年くらい前
隣の部署の女性の先輩で
有給を使って
1年に1回は必ず
1週間くらい海外旅行へ行く人が
いたんだけど
入社してまだ数年で
有給を1日とるのも
ビクビクしていたわたしは
自由にお休みをとっている先輩が
うらやましくて
なんでそんなに
自由にお休みをとれるんですか？
ときいてみた
そしたらね
「そういう人だってことに
するの
◯◯さん(先輩)は
1年に1回はお休みして
海外旅行に行くよねって
そうすると楽だよ♪」
と笑顔で答えてくれた
そのときは
たまたま先輩の上司や部署の人が
優しいだけなんだろうな
と思っていたけど
そうではなくて
先輩は
わたしはお休みをとって
海外旅行に行きたい人なんです
ということを周りの人に
ちゃんと知ってもらう
ということをやっていた
ということ
心屋塾が
存在する前の時代でも
自由な人は
会社員でも自由にしていた
先輩はまさに
会社員の「神」だったんだなと
長い年月が過ぎて
やっと気づくことができました
言いたいことを言って
思い通りにならないことも
あるけれど
言えるだけで
外に出すだけで
相手に伝えるだけで
あなたの思いは
報われる
だからもし今
仕事がつらくて
仕事をやめたい
と思っているのなら
それは
外に出せなくて
澱のように
心に少しずつたまった
ほんとうはこうしたかった
ほんとうはこうしてほしかった
という
あのときの大切な思い
なのかもしれないね
あなたの大切な
わたしはこうしたい
わたしはこうしてほしい
ちゃんと
外に出そう♡
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