心理カウンセラーのえりりんです
わたしは今からちょうど10年前に
体調を崩して
それまで普通にできていたこと
一人暮らし
習い事
友達に会うこと
外食をすること
毎日の通勤
旅行
映画館で映画を観る
などなどが
できなくなりました
そんな状況をなんとかしたくて
病院でたくさん検査をして
薬もたくさん飲んで
代替医療にも通って
ヨガをしてみたり
ジョギングに励んだり
厳格なマクロビ食を
5年間続けたりもしました
それなりに
効果が出たものもあったけど
結局根本的に治癒することもなく
あるとき
病気をなんとかするために始めたことが
かえって負担になって
自分を苦しめていることに気づいて
それならいっそやめてみよう！
と思い
治療院通いも
治療法探しも
運動も食事療法も
徐々にやめてみました
元の元気な自分が
ほんとうの自分だという思いを
あらためて
いろんなことができなくなった
この今のわたしが
わたしの新たな標準
ということにして
そしたらね
病気は治ってなかったけど
ホッとしたのです
状況は変わらなくても
このままでわたしいいんじゃない？
と思えた
わたしが周りに合わせて
健康になるんじゃなくて
わたしに合わせて
環境を変えていけばいっか
と思えた
それまでさんざん
おーぼーれーるーーーーー！
と必死で手足をばたつかせて
もがいていたけど
自力で浮くのをあきらめて
力を抜いたら
水に浮いた
というか
実は浅瀬だった
みたいなね（笑）
ジタバタしなくても
わたし息できてるし
委ねていれば
生きていけるのかもしれない
と思えたのは
そのときが初めてでした
そうして
治すことへの執着が薄れて
心にも余裕ができたころ
わたしがカウンセリングでお世話になり
のちにカウンセリングを学ぶことになる
心屋塾に出逢い
そして心屋塾で出逢った人から
わたしが体調を崩す原因となったところを
治療できる病院を
紹介してもらいました
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カウンセリングを受けるときに
一番知りたいことって
どうしたらいいですか？
の答えだと思うのです
それならまずね
ちょっと力を抜いてみて
頭がいつもフル回転で動いてて
心は不安なことで休まる暇もなく
あっちいったりこっちいったり
やらなくちゃいけないことも
たくさんあって
いつも手いっぱい
それをちょっと横に置いて
さっきより少しいい気分になれることを
してみる
お茶を飲んだり
深呼吸したり
空をながめたり
好きな本を読んだり
そのゆったりしたホッとする時間を
ちょっとずつ増やしていく
今のそのままの自分に
安心する
その安心のエネルギーで
自分を満たす
カウンセリングでしていることって
実はこの
安心を増やしていくことなんです
あー種明かししちゃったー
問題を解決したいのは
もちろんだけど
その結果
みんなどうなりたいのかといったら
安心して暮らしたいんだよね
だから
問題を解決するよりも先に
今のそのままで
安心してしまう
おぼれなくなってから
安心するんじゃなくて
安心してみたら
おぼれないんだって気づくから
そうやって
先に安心すると
安心する現実に
どんどん変わっていくのです
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