心理カウンセラーのえりりんです
年明けに設けたえりりんのお悩み相談室に
お悩み相談がありましたので
お答えしていきたいと思います
えりりんさんはじめまして。
母の口癖について相談させてください。
私は心屋さんのブログや本を読んだりしてから、今まで自分がやりたいことをがまんしていたことに気づきました。
(中略)
最近ではお金のブロックも外れて、いつかビジネスクラスで旅行に行くことを目標に、積み立てをしているのですが、その話を実家の母の前ですると、「そんなこと言っても、サラリーマンの家庭なんだし」と言われるのです。
その言葉を聞くと、もっと身分相応の暮らしをしなさいと言われているようでとってもいやな気分になります。
その言葉は聞きたくないと母に言ったこともありましたが、聞き入れてもらえず、今でも「サラリーマンの家庭なんだし」と言われることがあります。
私がやりたいことをわかってもらえないように感じて、とても悲しいです。
どうしたら母の口癖でいやな気分にならずにすみますか?
(30代 女性)
ご相談ありがとうございます
投稿の際にお名前の記載がなかったので
仮にAさんとしますね
お母さまの口癖はAさんを心配してのこと
Aさんのことを思って言ってくれているとはわかっていても
せっかくやりたいことをやっていこう!
と楽しい気持ちになっているときに
水を差すような言葉はできれば聞きたくないですよね
Aさんのお母さまがどういった意図で
「サラリーマン」という言葉を使ったのかは
Aさんの投稿からははっきりとはわからないのですが
少なくともAさんにとっては「サラリーマン」という言葉は
ネガティブな印象に受け取れたのですよね
そこで考えたいのはAさんにとって「サラリーマン」という言葉は
どのような印象があるのかということ
社宅で慎ましやかな暮らしをする人
倹約して貯蓄をし定年後に備える人
こんな感じでしょうか
少なくとも「豪遊」とか「お金持ち」といった言葉と
結びつくことはないと思います
だからお母さまが「サラリーマン」という言葉を使ったときも
もっと慎ましやかに
もっと質素に倹約して
もしものときに備えて
なんていう風に受け取ったのではないでしょうか
一般的にもサラリーマンという言葉の印象は
Aさんの抱くものと同じ人がほとんどだと思います
でもね
サラリーマンを本来の意味の
「一般企業に勤めている被雇用者」と定義するなら
慎ましやかな生活をする人ばかりでなく
裕福な人もそこには含まれているのです
「裕福」の基準も人によってまちまちですが
例えばビジネスクラスで旅行に行くくらい裕福な人なら
一般企業に勤めている被雇用者の家庭であっても
いなくはないと思いませんか?
ですのでここで
Aさんの「サラリーマン」という言葉への印象を
変えてしまいましょう
うちはちょーリッチなサラリーマン家庭です♪
海外旅行は必ずビジネスクラスで行きます♪
という言葉をつぶやいてみてください
んなアホなと思うかもしれませんが
言葉の本来の意味からそれて
優劣やいい悪いの意味づけをしているのは
案外自分だったりするものです
そして言葉の印象を変えるだけではなく
サラリーマン家庭だから私は裕福ではない
というAさんのセルフイメージも
この魔法の言葉をつぶやくことで変わり
もっと裕福になってもいいという許可を
自分に出せるようになると思います
今は聞くとイヤな気分になるこの「サラリーマン」という言葉
魔法の言葉をつぶやいていると
いつの間にかなんとも思わなくなったりします
お母さまが「とは言ってもサラリーマン家庭なんだし…」とまた言っても
「うんそうだね で?」とさらっと流せたりするのです
最後に
お母さまのAさんを心配する気持ちは怖さの裏返しです
身近な人であるほどその人がどんどん変わっていくことに
人は怖さを感じるものです
お母さまにもうちょっとだけ
心配する時間をあげてくださいね
今一生懸命Aさんの変化を
受け入れているところだと思います
Aさんがビジネスクラスで旅行に行くころには
お母さまもニコニコ送り出してくれると思いますよ
というわけで
第一回目のお返事でした
えりりんのカウンセリングでは
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