最後の兄弟ゲンカって
いつだったかなぁ…
って思い出せないほど
最近はケンカをしていない兄とわたし
お互い社会人になって
一人暮らししたり
さらに去年兄が結婚して
お嫁さんと甥っ子たちと住むようになってからは
顔を合わせることも年に数回
それはそれは平和に過ごせていたから
すっかり忘れてたんだけど
そういえばアイツ
天敵だったんだ(￣∇￣+)
ってことをつい先日
電話をしてきた兄にイラッとしたことで
思い出した
小学生の頃
ジャイアンっていうあだ名がついたくらい
兄には自分勝手で傲慢なところがある
実家に一緒に住んでいた頃は
そんな兄に振り回されて
理不尽なんじゃ
ぼけーーーーぃヾ(｡｀Д´｡)ﾉ
と怒り心頭に
いかに相手がヒドイかを罵り合う
兄弟ゲンカが始まることがたびたびあったんだけど
自分が正しくて
相手が間違っていると思っている限りは
解決しないどころか余計にこじれるんだってことを
心のことを学んで
初めて知ったわいっ
んもー早くゆってーーーヽ(;´Д｀)ノ
だーかーらー
いつも血を見るまで
ケンカが終わらなかったのかー
いや
血は出なかったけど
やっぱり兄とはいつまでたっても
分かり合えなかったよねぇ
そんなわたしも
少なからず心のこと学んできたから
今回はちゃんと本音を言おうと思った
事の発端は
ウチに置いてある兄の所有物を写真に撮って
LINEで送ってって兄からミッションが課せられたこと
それができるのって
家族ではわたししかいなくて
結果わたしにそのタスクが回ってきたんだけど
週末は
明日でいっかーと放置しちゃったのね
案の定
翌朝兄から電話がかかってきて
要は催促なんだけど
ダメだしもされてムカムカしたわたしは
とりあえず兄の言い分を聞いて
電話を切った
ムカムカを味わいながら
なんでこんなにムカつくんだろう
わたしの本音ってなんだろう
って考えてみた
感情的になること
特に怒ることを抑圧してきたわたしは
なんでムカつくのかって
すぐにはわからない
だから時間をかけて
ゆっくりムカムカの根っこの方を
見ていった
大切にされてない…
うーん
確かに大切にされてないって方向に
本音があるっぽいけど
なんか違う
しばらくすると
わたしの都合は考えてもらえない
って出てきて
おーこれだーーー(￣Д￣)ﾉ
どうやらわたしの中にあった
どうせわたしは気にかけてもらえない
っていう前提に反応してたみたい
ということで
写真送るのと一緒に
そのことを伝えてみた
しばらくすると
兄から電話がかかってきたんだけど
もうね
びっくり
なんて言われるかなーって
内心警戒しながら電話に出てみたら
忙しいとこごめんねーーー
ありがとねーーー
って兄が言うのだ
ﾎﾟｶｰﾝ( °д°)
言葉の限りを尽くして
わたしが正しいーーーーー(#｀ε´#)
おまえがまちがっとるーーーーーヾ(｡｀Д´｡)ﾉ
って罵り合ってた頃は
血を見ても分かり合えないと思ってた兄に
たったひとこと
わたしの都合は
考えてもらえないんだって思って
悲しかった
って伝えただけで
わかってもらえた
いつものように
おまえの方が
まちがっとるーーーーーヽ(｀Д´#)ﾉ ﾑｷｰ!!
っていう応戦がくるのかと予想してたから
肩透かしをくらったうえに
兄の不戦勝みたいで
なんだよー
そんなに素直に言われたら
なんも言い返せないじゃないかー(*´Д｀)=з
ってプリプリ怒ってたはずが
気まずいながらも
シューーーっとしぼんでいくのがわかった
ってことは
催促の電話をかけてきた時に
機嫌の悪かった兄もまた
わたしの本音を聞いて
怒りがシューーーっとしぼんでいったから
ごめんねーありがとーが
素直に言えたのかもしれない
なんてことにも気づいた
自分を守るために持ってる
武器や鎧を捨てるのには勇気がいるけど
争うことを
やめてみる
その損を
まず自分が先にしてしまう覚悟
それができると
争うことでしか手に入らないと思っていたものが
実はかんたんに手に入るのかもしれないね
どんな正義や正論よりも
ギュッとなっていた心をやわらかくしてしまう
素直って
本音って
ほんとすごい
