二十歳を過ぎた頃から
母と顔を合わせるたびに
喧嘩をしていました
言い争いになると
かわいくない
すなおじゃない
頑固
と言われる始末
えーえー
えりりん相当な負けず嫌いであることは
認めますですよ
でもね
最近はイラッとしても
ムカつくー
傷つくことを言われたら
そんなこと言わないでー
言いたいことは
それくらい
言い争うことも
後腐れもなく
しゅうりょー(´0ﾉ｀*)
というパターン
以前のように
母がいかに間違っているか
私がどれだけ正しいかを
主張するようなこともなくなり
あっちから折れてくるまで
口きいてやるもんか！ヾ(｡｀Д´｡)ﾉケッ！！
と思っていた頃が
懐かしい
そんなえりりん
今までだったら
考えられないことを
先日やりました
帰宅する通勤者で
混み始めた電車に
乗ったところ
隣りにいたおっさんが
なんか知らんけど
押してくる
人と人との間に
若干の隙間があったうちは
まだよかったのだけど
駅に着くたびに
どんどん人が乗ってくるから
結果おっさんを
少なからず押すことになる
えりりん
それを
あり得ない力で
執拗に押し返してくる
おっさん
見下ろすほどの
身長差があったものの
おっさんの力には敵わず
おっさんに押されるたびに
えりりんを挟んで
反対側にいた人を
玉突きのように押す格好になり
えりりんが押していると
思ったのか
玉突きで押された人が
えりりんの顔を見てくる
相変わらず
電車が大きく揺れるたびに
イヤイヤをするように
押し返すおっさん
前に座っていた人も
それに気づいて
おっさんをチラチラ見ている
すみません
押すのやめてもらえませんか
気づいたら
おっさんに向かって
言い放っていた
しかも2回も(((( ;°Д°))))
その瞬間
周りの人が一斉に
こっちを見た
うへー
恥ずかしいー（;´▽｀A``
けど振り返った人は
みんなえりりん同様
おっさんに押されて
迷惑してたのよね
そして当のおっさんは
バツが悪そうに
薄ら笑いを浮かべて
押すのをやめた
いやー
自分でもびっくりしたー(*´Д｀)=з
今までだったら
怖くてそんな変な人には
とても話しかけられなかった
毎日満員電車に乗っていて
怒号が飛び交うケンカには
何度も遭遇しているから
なおのこと
早く降りる駅に着かないかと
ドキドキそわそわしていると
「スマホを
やめればいいんだと思います」
とおっさんが
やたらかしこまった感じで
言ってきた
えりりん
音楽聴いてただけなんだけど
自分に言うことを許す
ということは
相手にも言うことを許す
ということ
なので
言い返されるのは
百も承知だったし
それ以上おっさんに
何か言うつもりは
これっぽっちもなかった
それに
どっちが悪いかを
言い争うことの惨劇は
母との喧嘩で実証済
やめて
と言えただけで
不快な気持ちは
ほとんど癒えた
本当に伝えたいことを
伝えたとしても
その後相手がどうするかは
相手次第
相手に自分が悪いとわからせよう
相手に謝らせよう
相手にあの行動をやめさせよう
といった
相手をコントロールすることへの
執着を手放せば
無用な言い争いは
どんどん減っていくと
えりりんは思います
本当に伝えたいことを伝えたら
自分だけさっさとご機嫌な世界に
戻ってしまおう
その方が人生何倍もお得です
出典：www.pinterest.com