さて情報自体は真実でも

太刀や視点により

内容が異なるケースがあります


たとえば「20年前より

就職率は上昇したが

ここ3年は連続して下落している」


という情報があったとします

これは

「長期的な焦点を当てるメディアA」と

「最近の情報に焦点を当てるメディアB」が

報じると以下の違いが起こります



メディアA・就職率20前より○%上昇

メディアB・就職率3年連続下降


これはどちらも真実ではありますが

どの部分を切り抜くかで

印象がかなり変わってきます


もしメディアAだけを信じるなら

「最近は就職しやすくなっている」という

誤った認識になってしまいます



このようにメディアリテラシーの
有無によって
必要な情報を手に入れられるか
どうかは左右されるのです

また最近はインターネットや
SNSの普及により
多くの人たちが主体性を持って
情報を発信
拡散出来るようになりました

その一方で不確定な情報の拡散や
個人攻撃へのハードルも低くなってます


情報の共有が容易に出来ると
必要な情報が
多くの人の目に止まりやすくなります

しかし詳しいことがわからないまま
情報を広めたために
誰かを傷つけてしまったり
犯罪に繋げてしまったケースもあります

情報をネットの海に流す前に
「これは本当に多くの人に
見せてもいい情報なのだろうか」と
考えないと
せっかくの便利さが凶器に
変わってしまうかも知れません

ー続くー

From Itsuki