昨日の続きです


今日はロジカルシンキングでの

「演繹法」について探っていきます


演繹法とは「複数の事例を足し合わせて

結論をだす」考え方です


帰納法の考え方は複数の事例の

共通項を抽出して

結論を出したのに対して


演繹とは「AならばB」「BならばC」と

いう情報を出し合わせ

「AならばC」という結論を導きます



では演繹法の具体例です

・電化製品は電気で動く
・電子レンジは電化製品である
さて、前提となる事実は
一般的な事例です

この各事例を足し合わせて
思考・推論します

「電化製品は電気で動く」と
「電気レンジは電気製品である」を
足し合わせて、関連付けると
「電化レンジは電気で動く」と
いう結論が導かれます


このように複数の事例を
足し合わせ(関連付け)て
考えるのが演繹法です

ここまで「帰納法」と
「演繹法」について考えました

帰納法のポイントは
共通項を抽出することです
ある物事から共通する
情報やルールを取り出して
その結論へと導く図式になります


この特性を持つ帰納法は
統計や分析において適してきます

演繹法が前提とする物事や事象は
「一般論(ルール)」です
演繹法は各事例を結びつけるため
各事象を結びつける筋道を大切にします

この筋道を大切にする演繹法は
一貫性のある物事に適しています

帰納法と演繹法は活躍する場面に
違いがありますが
帰納法で導かれた結論が
演繹法の前提となることも
多く両者は密接な関係にもあります

From Itsuki