一庭融頓が「皓台寺」の前身である

洪泰寺の住職に収まったのですが

明正天皇に拝謁した際に

「海雲山善昭皓台寺」の号を

戴きます


以来洪泰寺の寺名は

「皓台寺」に収まりました


ここで一つ確認します

徳川家康が

人倫の道を説くようにと

方針を示したことは



いみじくも

日本曹洞宗の開祖道元禅師の

仏法思想と相似ているのです


ここからは拙い認識ですが

仏道というのは

私たちが日常生活上で

どう生きていけばいいのかを

教える内容を持っているものです



しかし私たちは仏教といえば
「お葬式」とか「お経」等
「騒がしいが眠たくなるお説教」や

長崎に限ると「お盆のお墓」とか
「精霊船」とかすぐ連想してしまいます

しかしこれらは全て
「死後」の世界の事なのです


道元禅師の残した言葉を
次の代に当たる
懐弉(えじょう)という
学者兼僧侶が記録した物があります

それが「正法眼蔵随聞記」の
改訂版の中の本にあります

かなり難しい内容でありますが
それは750年昔の人も
実に現代的な考えをしていた事です

From Itsuki