アドラーの心理学の
「嫌われる勇気」が
ベストセラーになりました

これにより嫌われる勇気という
言葉が一人歩きして
「他者の評価は気にしない
自己評価だけで満足」と
いう人もいます

しかし「嫌われる勇気」とは
この事を指したりしません
何故なら人は他者の
評価からしか
利益を得られないのです

誰とも関わらず
一人ぼっちで生活するなら
それもありですが
それでは社会生活は営めません


ではここでいう他者から
得られる
利益とは何でしょうか

それは金銭などの
経済的なものだけに限りません

例えば「この人といると
心地いい」とか
「この人となら
仕事で成功出来る」や

「この人のグループならば
いい友達に巡りあえる」などの
評価につながります


この判断を下すのは
やはり他者です

つまり他者からの評価から
利益を得ているのです

もちろん嫌われる勇気が
必要な場面もあります

例えばAさんに想いを寄せて
お付き合いになれば
あなたに好意を寄せている
Bさんとは
お付き合いは出来ません


ここではBさんから利益を
得られませんが
ここが嫌われる勇気になります

アドラーの心理学の
嫌われる勇気も
ここを指しています

自己評価だけで嫌われる勇気を
持つのはやはり危険です

嫌われる勇気を誤解しないで
他者からの評価を
大切に考えていきましょう

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
勇気のあるねこです