興味深い記事がありました。


妻が「夫と結婚してよかったと思う理由」



1位は「夫婦で協力して家事ができる」
そのほか
「話を聞いてくれる」「夫が優しい」
「一緒にいて楽しい」などが上位。
ちなみに「経済力がある」は7位。


その一方で
夫が「妻と結婚してよかったと思う理由」


1位は「妻が料理を作ってくれる」

ほう・・・。


「妻との時間が楽しい」「支えてくれる」などが
上位にあり、
5位には「家事育児を担ってくれる」


ほう・・・。



もちろんWeb記事を全て真に受けるわけではないけれど、
この結果に表れている夫婦間認知の歪みは
あながち無視できないんじゃないかな・・と。





夫婦がお互いに求めるもの


妻は、夫婦間で気持ちをシェアできる、
共感できることに価値を感じる傾向があるのは
感覚的にも理解できます。

「妻のトリセツ」など男女の思考の違いを
取り上げた書籍でもよく見る主張。


一方で夫は「家事・育児(とりわけ料理)」を
担ってくれることに喜びを感じると。
自分に尽くしてくれる妻を愛しく思うという結果。


家事を協力してやることの意味


妻は「夫婦で協力して家事ができる」
夫は「妻が家事育児を担ってくれる」

ことに喜びを感じていることから
分かるように、
いまだに家事育児を語るとき
前提として「夫は不在」であることが多い。


一方の求めるものを実現しようとすれば
一方は我慢を強いられる

というのは人間関係全般に言えることで、
互いに譲り合いながら関係構築をしていくものですが、
夫婦関係においては
圧倒的に妻側が強いられるケースが
多いように感じます。

ほんの小さなずれは年月を重ねれば重ねるほど
取り返しのつかないほど大きな歪みに
なっていきます。

記事きっかけにそんなことをぼんやり考えていました。