熊本でのボランティア。 | what a life!
ぁぁぁぁぁぁあー!!


夏休みのことを振り返らないまんま
日々が過ぎていく


いかん!
これじゃいかん!!!




これは絶対書かなきゃいけないことなので


書きます。

長いけど失礼。





今回九州に帰省するにあたって
やりたかったことがふたつ。

ひとつは
何らかのボランティア


もうひとつは
九州外からお客さんを連れてくること。




九州のこと、東京にいるとあんまり耳にしなくなっていて

地震のこと、ちゃんとわかっていたつもりだったけど


実際帰ってみたら想像以上でした。




阿蘇くまもと空港に降り立つ前

あーそろそろ着陸だよーと
お嬢と窓から外を覗いたら


相当の数の家の屋根が、青。

ぜんぶビニールシート。




屋根が壊れた家が多いとは聞いていたけど
聞くのと見るのじゃ
違いました。



これで大雨や
これからくるであろう台風に耐えなきゃいけないのか・・・・


瓦でさえ台風で飛んだり割れたりするのに
ビニールシートで防ぎきれるわけがない。


実際、地震を耐えぬいても
連日の大雨がきびしく
このまえまでたってた家が
雨の後、崩れていたってこともあるそうです。


でも壊れててもすぐには修理できない
コストの面や手続きや
そして材料さえ足りない

ほかにも理由があるのでしょうが

このまんまブルーシートの屋根のまんま
台風の季節に突入するしかないそうで・・・。



ショックをうけつつ
空港についたら

暢気に空港でごはん食べてから行こうなんて思ってた自分が恥ずかしい

空港は何とか営業している状態で
レストランは休業状態


わたし、甘かったなと思いました。





空港からはレンタカーをして移動したのですが


道中の道でも
崩れた家や壁
行き止まりの道など

地震の爪痕がいろんなところにあり

お嬢でさえも
何度も見るうちに
「地震でおうちが壊れちゃった」
ってことを理解したほどでした



空港から車で15分ほどのところで
私が学生時代お世話になった先生が、整体をしたり、農園をやったり
いろんなことをされているのですが


そこは地震の被害を大きく受けたエリアのひとつで。


今回、どうにか寄っていけないだろうかと思っていた時に

「農園のブルーベリーが今季節で

出荷しなくてはならないけれど

震災のこともあり人が足りない

出荷先も足りない

どうにかならないだろうか」

とおっしゃっていることを知って。



出荷先に関しては
この呼びかけが大きく広がったらしく
たくさんの問い合わせがきたそうなのですが

摘み取る手がたりないとのことで


娘と一緒でよければお手伝いさせてください!と行ってきました。







農園に到着して
再会した先生は
実に18年ぶり?かな?で


覚えてらっしゃるかなあとちょっと心配していたら



「厳しく生徒を縛りつける校則と、抗っていたのをよく覚えています笑」

と。



あー
そういう印象だったとは
初耳でございました。




うちの学校、校則がほんっときびしくて。
わたしはどうしても理解ができなくて。
なんでそこまでみんな一緒にする必要があるのか。
わからなかった。


校則をつくったひとたちには
それなりの理由があったんでしょうけど。


結局この学校を卒業したとたん
15歳で単身地元を飛び出して上京し、
次の年には渡米したので

ほんとに、肌に合わなかったのだと思います。笑
若いからいきがってたとかではなく。


で、まさかそれを覚えられてるとはね!

でも
思春期まっただ中だったわたしの記憶をたどると

「この先生、先生だけど、わたしの気持ちもわかってるな」

ってのをどことなく感じていたのを覚えているので

それがあって先生の印象が強かったっていうのは大いにありました。
担任してもらったわけでもないのに。



今となっては連絡とれるのはこの先生だけだもんなぁ。



ま、そんなこんなで
話はずれましたが


ほぼ20年後

こうやって先生と再会して
なにかお手伝いができることも縁。

出来るだけのお手伝いをさせていただこう!と


梅雨が明けたばかりの強い日差しの下

せっせせっせと

ブルーベリーをつませていただきました。







お嬢は疲れと暑さで木陰でほぼ休んでましたが、少しだけ手伝ってくれました。





この日家を出たのは朝5時半。
飛行機に乗って、移動して
ボランティアに行ったのが昼。
そりゃ疲れるわ。
よく頑張ってくれました。





もっとゆっくりお手伝いしたかったけど
まだまだ移動しなくてはならなかったので
できるだけの時間はお手伝いさせていただいて
また来ますね!と約束しました。







アニマルレスキューのボランティアの方

関東、東北から草刈りするためにボランティアに来ている方

住民の方のためにアロマのボランティアに来られている方

色んな方がいらっしゃいました。



私たちはほんの少ししかお手伝いできなかったけど
ほんの少しでもできてよかった


そして
これから先長い間
少しずつだけでも
なにかお手伝いをしていきたいと思いました。強く。



だって
九州を出て
人生半分以上経ってしまったけど


故郷は故郷ですから。





がんばれ九州。
頑張れくまもと。