命の重さ。 | what a life!


『しんじゃったら

べつの

かえばいいんじゃない?』



お嬢が昨日、言った言葉。




めっちゃくちゃ、怒った。
もう夜で
あんまりにも泣いたら近所迷惑かとも思ったけど

これは怒らないといけないと思った。






わがやの観葉植物。
名前はすみちゃん。
お嬢と一緒に買いにいって、お嬢命名。


買ったときに、水やりはお嬢の役目だって決めました。



が、


なかなかお水をあげない。
もともと強い種類なので週1とかでいいのですが、見るに堪えない状態になってもお嬢はケロッとしてる。




昨日の晩、寝る前に
「すみちゃん、もう枯れちゃうよ?
死んじゃうよ?このままじゃ。」


って言ったら、お嬢が返したのが冒頭の言葉でした。




たかが植物かもしれない。
毎日スーパーで同じ植物である野菜を買ったりしてるし、大したことじゃないって思ってるのかもしれない。


だけど、お世話を任されたもの
しかもちゃんと生きてる植物の
「死んだら代わりを買えばいい」
なんて、こんな寂しいことを覚えてほしくなく


「じゃあ、ママが死んだらべつのママ買ってくる?

うたちゃんが死んだらべつのうたちゃん買ってくる?

わんが死んだらべつのわん買ってくるの?


生きてるものに、べつの、はないの!
死んだら、別の、にはならない!!」



私、激怒です。
もちろんお嬢は、号泣。



最近本当にものすごくお嬢に怒っていることが多くて。

大抵それは社会のルールとか、生活のルールとかに関して。
電車や公共の場所で静かにするとか、言葉使いとか、友達への態度、目上の人への態度とか。
これはまだ4歳、わからないことが多くて仕方ないし、私が叱ったり教えたりしていくことで覚えていくことだよなと思うんだけども。



まだ4歳で、
よくわかってなくて
だからこそこんなにも簡単に
残酷なことを言えるのかもしれないけど

普段お世話してるわんと違って、
動物じゃないから感覚が違うのかもしれないけど


だけど

『死んだら 別の 買えば?』

っていう言葉をサラッと言っちゃったことが

正直めちゃくちゃショックでした。


そして、「なにかがだめになったら買い替えればいい」って思ってることも。

わたしが普段、そんなに簡単になんでも買ってあげないし、お嬢もそんなにせがまないので、わかってくれてると思ってた。けど、わかってなかった。






ママは悲しいし、怒ってる。
そういう風に思っちゃダメ。
死ぬってそういうことじゃない。
ってかなり叱ったけど



わかってくれたかなぁ・・・・。






そして今朝。

「すみちゃんに、お水、あげなさいね。」


怒らずに伝えたら


ちゃんとあげました。






このしおれっぷり・・・。





たっぷりお水をあげて

『しゅみちゃん、じぇーんぶのんだぁぁ!!!!』

って嬉しそうにしてました。


すみちゃん、かなり強いので帰ったらもう葉もぜんぶ元気になってると思います。
お嬢にちゃんとそれ見せてあげよう。


なんかここ最近
特に
お嬢が4歳になってから
やっぱり3歳のときとは全然違って
そして日に日にお嬢の考えとか
頭の中がまっさらな赤ちゃんだったころから
どんどん「人間」になってきてて


お嬢がこれから
身につけていくこととか
身につけていく考えや

お嬢が自分自身で成長していく上で必要な
そもそもの「人間」っていうあり方のベースは
私が言葉でお嬢に伝えていくことや
私自身の行動で見せることにも
かなりの責任があるとひしひしと感じはじめて

人を育てることのむずかしさをやや感じております。


がんばるけども!