筋トレ(ボディビルディング)を始めて40年になりました。
17歳で筋トレを始めたその日からきついトレーニングに挑戦して、きついトレーニングに耐えて、そのご褒美に筋力や体格が向上していくのが[修行]みたいで楽しくて仕方がありませんでした。
カッコいい身体になったらきっと人生が楽しいものになるだろう、そして今この頑張れる時に頑張らないと死ぬ前にあの時頑張れば良かったと後悔する事になるだろう。
という想いがあったので毎日全力でトレーニングしました。
勿論今も今この頑張れる時にと思って毎日全力でトレーニングしています。
きついトレーニングをやればやる程身体が変わるだろうと思って毎日きついトレーニングを沢山行いました。
偏食をやめて何でも沢山食べるようにしました。
身体は努力を裏切りませんでした。
ガリガリの身体が体脂肪は増える事なくみるみるうちにムキムキの身体に変わりました。
その時すぐに筋トレ関連の仕事をして食べていくと決めました。
今はパーソナルトレーナーとスポーツアパレル、トレーニング関連用品の輸入販売の仕事を行っています。
63回ボディビルの試合に出場して13回優勝しました。
今もきついトレーニングに挑戦する事が楽しくて仕方ないです。
俺は愚か者が探し求めるような楽に痩せる方法や楽にカッコいい身体になる方法を知りません。
引き締まった身体、くびれたウェストなど、カッコいい身体は日々、長年の努力の積み重ねによってしか成る事は出来ません。
きつい事や辛い事から逃げ回り、努力の積み重ねが出来ない、楽して成果を得たい怠け者や口先だけのハッタリ野郎はアイアンワールド(筋トレの世界)では全く通用しません。
筋トレは取り組んでいる人の成果が身体に明確に現れるのでわかりやすくて誤魔化しが効きません。
筋トレはカッコいい身体になる為、重いウェイトを持ち上げる事が出来た時、きついトレーニングをやり遂げた時の達成感が心地良いので続けているというのもありますが、きつい事、辛い事から逃げようとする人間の防衛本能[逃げ癖]をつけない為の精神鍛錬[武道]として続けています。
あれも嫌、これも嫌ときつい事や辛い事から逃げ回って楽な方に流れてばかりいると、いつか必ずそのツケが[だらしない身体]となって自分に返ってきます。
現在も更にカッコいい身体になる為に、そして逃げ癖を付けない為の精神鍛錬、武道として筋トレ(ボディビルディング)を続けています。
自分を変えるのは本人の努力の積み重ねや取り組んでいる事に対する情熱、執念、優先順位以外の何物でもないと思います。