接続詞には,2種類あります。
等位接続詞:文と文を結ぶだけでなく、語と語や語句と語句どうしを結ぶことができる。
従属接続詞:主節に対して、様々な結びつきをもつ。主節の前に置かれると主節の場面設 定、後ろに置かれる場合は補足説明や追加情報を表す。
説明だけ見ると,なかなか難しそうですが,
等位接続詞は,and, but, or, soのような基本的なものです。
ここではTOEICで頻出の重要表現を確認しましょう。
both A and B 「A とB 両方」
either A or B 「A かB どちらか」
neither A nor B 「A もB もどちらも~でない」
not A but B 「A でなくB」
not only A but also B 「A だけでなくB も」
次に,従位接続詞では,もちろん意味をおさえることも大切ですが,それ以上に後ろに
S V が来ることが非常に大切なポイントです。
従属接続詞はカタマリをつかめ!
When S V , S V = S V when S V
though / although / even though 「~だけれども」
even if 「たとえ~でも」
while 「~する間」
until 「~までずっと」
becausesince / as 「~だから」
once 「いったん~すれば」
as far as / so long as 「~する限りは」
接続詞と前置詞はよく混同してしまうので,しっかりと区別できるようになりましょう。
前置詞の後は名詞
接続詞の後は S V
よく間違えやすいのが下のような表現です。
前置詞 接続詞
~の間 during while
~までには by by the time
~なので because of because
~にも関わらず in spite of despite
意味はあまり変わりませんが,使い方が異なるので注意しましょう。
例題
Q、He’s very strong ( ) his weak appearance.
(A) despite
(B) although
(C) because
(D) because of
彼はとても強い 彼の弱い見た目
となっているので,「~にも関わらず」という意味の言葉が入るのが分かりますね。
その意味の単語は"despite"か"although"なので,まずCとDが消えます。
そして,()の後ろが名詞になっている。ということは前置詞が入るので,
答えは,despiteとなりますね!
例題
The plan he came up with is both environmentally friendly ___ cost-effective.
(A)or
(B)and
(C)nor
(D)to
こういう問題がでてきた時は秒殺ラッキー問題なので,他の問題に時間をかけられるように瞬殺してください!
意味としては,彼が思いついたその計画は,環境にも優しく,コスパがいい。
つまり,両方あるということなので,both A and Bが答えになります。
ポイントとしては,文の中に"both" "either" "neither"を見つけたら,もう文を読まずに,それぞれに対応する前置詞を選べばおっけーです!他の問題に時間を使いましょう!