このブログでは、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断された娘について
主に、過去を振り返りながら記録を書いています。
退院後も自宅療養が続き、何もできない、何もしちゃいけないストレスがマックスになり
家の中もギクシャクしていく中、何かできないか?と考え
あれこれストレス解消方法を試してみました。
その中でも効果があったのが、コーヒーブレイクです。
これは単に私がスターバックスが大好きだから、ということもあったのかもしれませんが
兼ねてから娘はスタバに興味を持っておりました。
ただ、娘はコーヒーが飲めないですので、スタバ=自分が行ける場所ではない
と思っていたようですが、スタバにはキッズメニューというものが存在します。
「キッズココア 220円!」
これであれば、娘も楽しめます
時々ではありますが、私と2人でスタバに行き
コーヒーを楽しむ風にココアを楽しみ
外の空気を吸い、リフレッシュしました。
三月も下旬となり、そろそろ四年生も終わりに近づく頃、
外来で、待ちに待った結果がでました!
「血小板数 60,000/μL」
そして、ついに
「明日から学校行っていいよ」
という許可がおりました
娘も私も大喜びでした!
もちろん学校にもすぐに伝え、翌日からの受け入れ体制について話し合いました。
翌日、約2カ月ぶりにランドセルを背負い
娘は、妹と私と3人で歩いて学校に行きました。
学校では、拍手で迎え入れられたそうです
そして、何事もなかったかのように、学校から帰ってきました。
翌日は終業式でした。
娘はしばらく学校に行っていなかったため、大量に持ち帰る荷物があるとのことで
私は荷物を取りに行きがてら、お迎えに行きました。
学校に着くと、ちょうど終業式が終わったところで、
校門から出てくる子供たちはみんな一回り成長したぞ!という自信に満ち溢れた様子で
まるで全学年卒業式?さながらの独特な雰囲気に包まれていました。
そんな中、娘の姿を見つけました!
娘は先生と話しているようでした。
「元気で四年生最終日を迎える事ができてよかったね」
そんなような話をしているように見えましたが
私に気づき、会話を止めてしまったら申し訳ないと思ったので
しばらく遠くから娘の様子を見ていました。
入院して、転院が決まった時には、こんな日が来る事なんて
想像できませんでした。
まだ完治とは程遠い状態ですが
とりあえず、
とりあえずこの節目の日をお友達と先生と共に迎える事ができた事に
感謝と喜びの気持ちでいっぱいになりました。
この気持ちはこの後一瞬で吹き飛ぶのですが、回顧録 24. は幸せに終わりたいと思います。
回顧録 25. に続きます。
本日も読んでくださり、ありがとうございました。