このブログのメイントピックである回顧録が、娘の退院の所まで到達しましたので、ここからは少しずつ、回顧録以外の話題を増やしていきたいなと思っています。
入院中の娘と家族のコミュニケーション手段は、ほぼスマホでした。
昔は病院というと、ケータイ電話の使用は禁止
というイメージでしたが、娘が入院した二カ所の病院は、
いずれもフリーWi-Fi環境で、当然の如くスマホの使用も許可されていました。
そのため、娘の最初の入院の際に、娘にスマホを持たせ、そこそこ自由に使って良い事にしていました。
これには賛否両論あると思いますが、娘は自覚症状がないけどそれなりに危険な状態で
ベット上安静であったため、毎日一歩も外に出られないのです。
そんな娘の唯一の娯楽がこのスマホでしたので、普段は制限しているYouTubeなどもある程度許可していました。
ところが、入院2日目にして早くも娘からSOSのラインがきました。
「ママ、スマホが遅い」
え?
面会の時に確認すると、娘は契約ギガ数の上限である2Gを使い切ってしまっていて、速度制限がかかっていたのです。
フリーWi-Fiが使えると思っていたのですが…
看護師さんの説明によると、
娘の部屋はルーターから遠く
かつ、Wi-Fi電波を遮断するような大型医療機器が多いため
電波が届きません とのこと。
その時はちょうど月初めで、すぐに契約変更はできませんでした。
悩んだ結果、私はトラベル用のポケットWi-Fiで、ギガの上限がないものを契約しました。
こんな感じです
(良い写真が残っておらず、雑な感じですいません)
契約日数を選べたのですが、入院が長期化しないという期待を込めて、とりあえず1ヶ月契約しました。
費用の内訳はこんな感じです
8151円! まあまあ高いです
ですが、仕方ありません。
これで娘が泣かずに入院の時に少しでも気分良く過ごしてくれるなら、と
必要経費と割り切りました。
契約をオンラインで済ませると、翌日には端末が自宅に届きました。
病院に持って行くと、娘は
「ママ、神じゃん」
と、とても嬉しそうでした。
無限ギガは入院中本当に大活躍しました。
娘は下の子と直接会う事はできませんでしたが、お互いに動画を送り合ってコミュニケーションを取っていました。
消灯時間直前に、変顔動画を送り合う対決をした時は、家族全員でマジで真剣になりました
また、動画は遊びだけではなく
娘が病院で勉強していて解らない問題があった時
旦那に問題のページを写真で送り
旦那が回答解説動画を撮影し
娘に送って、娘はそれを見ながら解く
こんな感じで勉強にも活用されました
また、時々ですが、自撮りに「頑張るぞ」という文字をつけて送ってくる事もあり
親の方が励まされる事もありました。
スマホ一台で、可能性は無限大です。
小学四年生にスマホを持たせる事には賛否あると思いますが
こんな活用の事例もあるよってことで
同じような境遇の方の参考になれば幸いです。